わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

卒業論文中間チェック,修士論文最終取りまとめ,修士論文もうひと仕事

例年通り,研究室内の卒業論文中間チェックを,論文提出期限の2週間前,具体的には先週の木曜日に設定し,1月のうちに,学生にアナウンスしていました.
なのですがその,中間チェックの日に限って,雑用が立て込んでしまい,4人全員の原稿をもらっても,何人かは返却が翌週になるのが,目に見えていました.
そこで4人の学生に,「今日(木曜)は2人から中間チェックの原稿を受け取り,赤入れして金曜に返却します.あとの2人の原稿は金曜に受け取って,月曜に返却します.話し合って,2人と2人に分かれてください」とメールで指示しました.すると,木曜の午前中から研究室にいた2人が,昼食前に原稿を持って来てくれました.そのときいなかった2人は,金曜提出となりました.
2週間前では,高い完成度は期待できません*1.それでも,その時点で書けるだけ書いて提出してもらいました.こちらは誤記を修正するだけでなく,しっかり書いた部分については関連する情報や誤解を招かない表現の仕方を,また節見出しだけといったところにはその前後にも注意しながら何を書くべきかを,アドバイスしました.
平行して,修士論文提出の最終調整にも気を配りました.
研究室から修士論文を提出するのは2名です.すでに複数回,対外発表をしていることもあって,成果は十分にあります.自分が共著者(実際にはすべて筆頭著者)の学会原稿に書いた内容はすべて,修士論文に記載してもよいが,実質的に自分が手がけていないところについては,書き方に配慮(する指示を)しました.英語アブストラクトの添削は,提出前日の午前中に行い,ともに「As a result,」から始まっていた文を,「As the result of 〜ing」に変更するよう,メールで伝えました.
無事,クラスタM2全員の修士論文が提出されたところで,次の仕事は「査読」です*2.1件の割り当てがあり,次の日の午前中に読んで,内容と書き方のそれぞれで要改善の事項を整理し,Wordファイルに取りまとめてから,本人にメールを送りました.

*1:https://note.mu/ryosuzuki/n/ndae1d84d6103の「この2週間前の締め切りに間に合わなかった場合、submitすらさせてくれない」には,読んでびっくりしたものです.

*2:昨年度は:http://d.hatena.ne.jp/takehikom/20170221/1487689199