わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

インタフェースの充実を!

「それでは,周辺機器のインタフェースについてお話しします.情報処理の分野では『インタフェース』はいくつかの意味で使用されますが,『周辺機器の』とつけば,そこでのインタフェースは,本体と周辺機器を接続するための口(クチ)のことを言います.
デスクトップPCだと,本体の反対側を見ることで,いろいろな形状のインタフェースがあるのが分かります.本学の計算機室で使用されているものであれば,キーボードとマウスをつなぐための『PS/2』,といってもプレステ2じゃないですよ,ディスプレイをつなぐための『VGA』に『DVI』に『HDMI』,映像と音声に関する『Display Port』,有線ネットワークの『LANポート』,マイクやスピーカーをつなぐための『ミニジャック』,そしてプリンタやモデムをつなぐための『シリアルポート』『パラレルポート』というのがあります.
さて,みなさんのBYODのPCでは,どうでしょうか.左や右,手前や反対側を,見てみてください.生協モデルでは,電源の差込口を除けば,USBのインタフェースが2つだけ,なのではないかと思います.USBが何の略なのかについては,自習してください.
本体側のインタフェースには,『Type-A』と,向きのない『Type-C』がよく用いられています.スマートフォンに差すのは,『Micro USB(Micro-B)』か,機種によっては『Type-C』でしょうか.
生協モデルを使用している学生向けに,あともう一つ,お知らせしたいことがあります.これ,持っているでしょうか.

『外付けUSBドック』です.生協モデルの付属品です.
ノートPCの,Type-Cのインタフェースに差します.そうすると,ドックについているインタフェースから,VGAHDMIが使用できます.1年のセミナーでプレゼンをするときにも必要になります.なお,VGAのインタフェースは『D-Sub』と呼ばれることがあります.
そのほか,このドックには,USBのType-AとType-Cのインタフェースもついているとのことです.本体側のType-Cインタフェースを,ドックのために使うけれども,ドックについているType-Cを使うことができまして,なのでこれは,USBインタフェースの延長コネクタなのだと,理解するのもいいでしょう.
用途に応じて提供されている,インタフェースについてよく知り,活用していきましょう.
ああそうそう,BYODのPC本体というのは,もう『自分のもの』になっていると思います.生協モデルであっても,開いてログオン画面を出せば,自分のユーザ名とパスワードで入れるかどうかで,自分のものかどうか容易に判断できます.
気をつけたいのは,外付けUSBドックの扱いです.生協モデル購入者ならもれなくついている,付属品ですが,これを他の人に渡してしまうと,その人が自分のものと勘違いされたら,もう,取り返せなくなるかもしれません.外付けUSBドックには,忘れないうちに,自分の名前を書いておくことを勧めます」

何の授業?

この回は,ハードウェアおよびソフトウェアの授業でした.情報リテラシーに関する内容の一つです.
ビットやバイト,キロ・メガ・ギガ・テラなどの単位,転送速度とMbps表記なども取り上げた上で,「デはじ」を使った演習課題に取り組んでもらいました.