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グループワークで学生どうしのやりとりが充実

プログラミング演習科目は全15回のうち第13回,グループワークに限ると全5回のうち第3回の授業でした.はじめに,先週の面談で再面談しますと予告したグループのところへ行き,修正した企画案を見せてもらいOKを出し,教卓に戻って,マイクを持ち中間報告の要領についてアナウンスしました.
その後は巡回するのと,全員の活動が見える場所に座って眺めるのを,交互に行いました.そうすると,部屋のあちこちで,学生どうしのやりとりの姿が見られます.
昨年度に引き続き今年度も,全15回のうち前半は,ペアワークによる答案のレビューを取り入れつつ,基本的にはこちらで用意した共通の課題にそれぞれの学生が取り組み,答案を提出してもらっていました.第9回・第10回はペアワークで1つのWebアプリケーションを開発し,終わり5回は4人組によるグループワークです.
とはいえ,先にグループワークをさせるだとか,演習課題をすべてグループワークにするといったわけにはいきません.課題を通じて体験し,身につけてほしいことはいくつもあります.
「共通でない」ことへの対応にも,追われました.
あるグループでは,バックエンドで1分ごとの処理が必要となり,cronを活用することになりました.crontabの書き方は,少し調べれば見つかりますが,実行結果が画面に表示されないことに,ある学生がストレスを持っているように見えました.リダイレクションなどによりファイルに書き出す必要があることを,dateコマンドを使って確認してもらいました.
他のグループの1人の学生の悩みは,フォームとJavaScriptとの連携でした.ボタンを押したらドロップダウンリストをはじめフォームの内容と,JavaScriptのいくつかの変数の値を合わせて,次のページに送りたいけれどうまくいかないとのことです.ボタンにonclick属性をつけ自作関数を呼び出していたので,その関数内で,次のページのURLを生成し,なになにどっとhref*1に代入させれば飛んでくれるんじゃないかなと,アドバイスしました.