昼食前に（妻の；以下略）母より声がかかり，作業着に着替えて，庭のことを手伝いました．
母よりスコップをもらい，まず向かったのはミカンの木です．台風で傾いてしまい．先の葉や実が，土についてしまっています．根っこは残っていますが，傾いた方向と反対側の根は，外に出てしまっています．
幹を両手で持って，引っ張り上げると，ある程度は上がります．
そこに母が（我が家ではいつも「なる」と呼んでいる）交差する2本の木の棒を差し込んで，位置を調整し，こちらはおそるおそる手を放すことで，持ち上がった状態を維持しました．
根が土から出ているところには，スコップで周辺の土をすくって埋め，最後に足で固めました．
次に足を運んだのは，見た瞬間に，人手では無理と分かる木です．ともあれ「持ち上げて見てくれる?」という母の依頼に，ミカンの木と同じように幹を抱え，引っ張っても，びくともしません．
比較的細い木にターゲットを切り替え，立てました．しかしその木は老木です．来年も花を咲かせるというよりは，通路を確保するために，持ち上げたようなものです．
あれもしたい，これもしたいと母は言いながら，機械が必要，主人（妻の父）が来てもらわないと困るとぼやき，やって来た妻（母にとっては子）からの「おばあちゃん，電話ぁ」の声で，自宅に戻りました．
自分もすることがなくなったので，スコップを洗い，家に入って作業着を洗濯機に入れました．
