わさっきhb

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おコメの冷蔵庫が来た

某年月日,晩に(妻の;以下略)父から,声がかかりました.
 「あのねえ」
  「はいなんでしょう」
 「納屋にね,米の冷蔵庫が来たんで…」
  「はい」
 「袋詰めにした米を,入れといてほしいんや」
  「は〜いわかりました.入れられるだけですか?」
 「いや,これから1年間,家で食べる分だけやねんけど」
  「わかりました〜.あと,いつやっとけばいいでしょうか」
 「せやなあ.明日の,朝か,晩に,しといてくれるか」
  「はい,時間をとってやっときます」
 「あとすまんが,私と,ばあちゃんな,明日は早おから車で出かけるんや」
  「…」
 「すまんが頼んで」
翌朝,5時半過ぎに寝巻から普段着に替わって,軽く町内を散歩してから,自宅の扉ではなく,納屋のシャッターを開きました.
稲刈りをして袋詰めをした次の週末,納屋の中を綺麗にしていたところに,米の冷蔵庫が,鎮座していました.
ドアを開けると…床に当たる部分は,角丸四角形が4つのウレタンです.通気性を良くするものでしょうか.30kgの玄米の袋が,2袋で何段か,詰めるようになっています.製品名や写真などは割愛します.
これまで,袋詰めした玄米は,まず納屋の一番奥に積み,1年間食べる分を,家の近くの倉庫に移動させていました.木の床の上には角棒を敷き,通気性には配慮していましたが,ネズミが食べて,袋に穴が空くことがしばしばでした.
そこで今回,父がおコメ(玄米)のための冷蔵庫を購入したというわけで…
ともあれ納屋の隅からその冷蔵庫まで,言われた数の袋を運びました.一直線で運ぶことはできず,途中にあるいろいろな突起物に当たらないよう,腰をくねらせたり袋を通常運ぶのよりも持ち上げたりしました.
そうこうして納入完了.ドアを閉め,電源プラグを差し込むと,音が鳴り出しました.温度変更も可能ですが,出荷時設定で差し支えなさそうです.
マニュアルによると,米を搗く(玄米から白米にする)前に,袋を冷蔵庫から出して,半日程度置いておく必要があるとのことです.それをしないと,精米時に結露してコメに悪影響を及ぼすのだとか.
出勤して帰宅すると,ランプが,霜取りモードというのになっていました.軽くドアを開けて,冷えたという感覚はなかったものの,ドアを閉めて,シャッターも下ろして,おうちでただいまを言いました.PCのある部屋にてスマートフォンの充電を仕掛けたところで,下から声がかかりました.父と母が帰ってきて,冷蔵庫の調子を見ておこうというのでした.