- 作者: デイヴィッド・S・キダー,ノア・D・オッペンハイム,小林朋則
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2018/04/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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5月に書店で見かけたとき,買うべきかどうか悩んで,結局通り過ぎました.9月に書店で見かけて,やっぱり買おうと思ったものの,そのときはリュックに荷物がいっぱいでした.
帰宅してAmazonで発注し,届いてからは1日7ページのペースで読んでいきました.各ページの上部には,「第○週 第○日」のあとカッコ書きで曜日が記されており,曜日とテーマは以下のとおりでした.
- 月:歴史
- 火:文学
- 水:視覚芸術
- 木:科学
- 金:音楽
- 土:哲学
- 日:宗教
100日を過ぎたあたりで,前触れもなく「日本」が出てきて驚きました.読み直すと*1,115(システィナ礼拝堂, p.121)で,「1981年から1994年にかけて、フレスコ画の完全修復が、日本テレビからの資金提供を受けて実施された。」という文でした.
350(神道, p.356)のリード文は「神道とは、日本固有の宗教で、日本の文化に非常に深く根ざしている。」の1行だけであり,中身も日本の話でした.読み終えた日には361(核分裂, p.367)の豆知識に,アメリカが1945年に原爆を日本に落としたことを,コードネームとともに記してありました.
世界の教養が身についたかどうかはわかりませんが,アメリカから見た日本というのが少々,想像できるようになったと思っています.
*1:さらに読み直すと,71(チンギス・ハン, p.77)の豆知識の欄にも,「神風」とともに日本のことが書かれていました.