わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

バス停を通過してすぐボタンを押すと

 電車とバスで通勤しています.朝に乗るバスは,「住金」へ行く人が多く,土入橋(どうにゅうばし)のバス停で大部分の乗客が降りていきます.
 土入橋の一つ手前のバス停は,小人町(こびとちょう)です.この2つのバス停の間は,1km以上あり,和歌山市内を走る中では(そして急行バスを除けば)おそらく最も長いはずです.紀の川大橋を渡るとともに,橋の前後の道路もそれなりに走ります.
 バスが小人町を通過し,「次は,土入橋」のアナウンスの途中あたりで,誰かが「次とまります」のボタンを押すことがあります.
 せっかちだなあ,押したがりなんだなあと,温かく見守りたいのですが,その次の瞬間にバスが減速し,運転士さんが「土入橋で降りますか?」と,車内放送をしだすとなると,誰も喜べません.
 とはいえそのような状況は,頻繁には起こりません.先月,発生しました.年1回程度でしょうか.
 自分はというと,和歌山大学バス停の一つ手前,大学門前を通過した直後は,間違われないよう注意しています.具体的には大学の門を通って右折し,坂を登るあたりでボタンを押します.大学門前で乗客が降り,ドアを閉めて走り始めたら,そのときはすぐ押します.
 和歌山大学のバス停は,みんな降りるから,「次とまります」のボタンを押さなくてもいいだろう,と思っていると,バス停を通過して下っていくというのを,何年か前に経験しました.
 ボタンを押さずに和歌山大学前バス停に止まり,乗る人のために後ろのドアを開けた直後に,降りる客がいて---自分が降りないのは,そういうときは和歌山大学前バス停まで行き,食料品を購入してから大学入りするからです---,運転士さんが不機嫌な声をかけながらドアを開けるのは,年に1度よりは多いと思います.
 こういう不具合を解消するための手立ては,乗車の時点で,どこで下車するかを提示することでしょうか.
 技術的にはできるかもしれませんが,予算面で無理そうです.そんな仕組みを作ろうとするのなら,ICOCAなど交通系ICカードへの対応のほうが先でしょうね.