「課題に取り組んでいるところ,全体にアナウンスします.聞きながら,作業をしてください.
BYOD PCの場合,おそらくキーボードの手前に,長方形で真っ平らで,指で操作できる領域があると思います.『タッチパッド』といいます.タッチパッドを1本または2本の指で操作すれば,マウスの左クリックや右クリック,ダブルクリック,ドラッグ,ホイールと同様の操作ができるようになります.
それから,みんながみんなではないと思いますが,画面を触っても,クリックができるノートPCもあります.そちらは『タッチパネル』と呼ばれます.
PCの操作は基本的にキーボードだけでできるのですが,設定画面で1箇所だけチェックを入れてOKのボタンを押すだとか,不要なタブを取り除くだとか,編集領域の一部を選択するだとかいったときには,マウス操作が有用となります.
それをタッチパッドやタッチパネルで行えるようになっておくと,作業効率も上がるのですが,どうも細かな作業がしにくいという人は,次回授業から,マウスを持参してください.
机の上にPCを置いて,USBの有線か無線でマウスを接続して,操作してみましょう.生協モデルのPCはもちろん,別の方法で購入した,少し大きめのノートPCでも,マウスを机の上に置いて,問題なく利用できるはずです.
授業のあとの回では,ExcelやPowerPointを活用します.毎年授業を担当していまして,そういったときでは,3分の1くらいの学生が,マウスを接続して使用しています.つなぐかつながないか,タッチパッドやタッチパネルでやっていくかは,みなさん各自の判断にお任せします.
ところで…教室の前方で,ずいぶんとカチャカチャと,大きい音がします.よく見ると,一人の学生が,マウスじゃなくて,キーボードを,USBで接続して,使用しているんですね.
ノートPCのキーは,打鍵感といいますか,効率的に打てるのかというと少々,不安なところがあったりします*1.また,英数字のキーは十分に大きいけれど,円記号などの記号類のキーは,ちょっと小さめということもよくあります.
マウスのほか,キーボードを,BYOD PCに接続して使用することも,認めることにします
机があるときは機器をつないで有効活用し,出先など机がないときは,ノートPCひとつで,少々は作業効率が落ちても,使えることを,期待したいと思います」
*1:愛用のノートPCは,キャリーケースに入れて持ち運び,取り出して使うとき,Xのキーだけ強めに押さないと,認識してくれないのです.