わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

てとてくれるか

 「手伝う」を,「てったう」あるいは「てたう」と言うことがあります.「手伝ってくれるか」は,「てとてくれるか」です.
 某年月日,帰宅しドアを開けると,目が合ったのは,さきの子でした.小学校に行くのと明らかに異なる格好をしていて,全身が映る鏡の前で,ポーズをとっていました.
 妻に,表の門を閉めといたほうがいいかと尋ね,閉めといてと返事が来たので,荷物だけを置いて,いったん出ようとすると,さきの子が「あたしもしめに行く」と言い出しました.
 門へ行き,閂(かんぬき)をどうすればいいか仕方を知ってるか,聞いてみると,あたしがやるもんと言うので,任せました.スムーズとはいかないものの,こちらは手を出すことなく,戸締まりができました.ごくろうさんと言って,2人で家に入りました.
 某年月日,妻の声で目が覚めました.朝食前に,掃除をしています.妻の言うがままに,物を持ち上げ,また降ろしました.
 「コタツ布団,取っといてな」と言い,掃除機を持った妻はPCのある部屋を去って行きました.なるほどコタツ布団なあと思いつつ,天板を持ち上げて布団を取るのを,一人でするのはちょっと難関です.
 あとの子がやってきたので,協力してくれるかと声をかけました.うんいいよと言ってくれました.自分が,妻のノートPCとさまざまな小物が乗った天板を持ち上げ,あとの子が,ケーブルに注意しながら,ずるずると(音は鳴らなかったけれど),布団を取り去りました.
 天板を置き,コタツ布団を1階に運んで,作業は完了です.