今週月曜1限の1年セミナーでは,「大学での学修」と「ノートのとり方」についての学びを兼ねた授業を実施しました.
ホワイトボードを用意して,1年から4年までの学年の経過が分かるよう,横線を引き,その中に「1セメ」から「8セメ」までのセメスター区分や,4年の上には大学院(「M1」から「M3」まで)を書いてから,あとは思いつくままに書き,いくつかは数分で消して別の語句を書いていきました.
学生はめいめい,レポート用紙またはルーズリーフに記録していきました.こちらの説明が終わったところで,回収し,人数分だけコピーして返却しました.名前も書いてもらっているので,誰がよく書けているか(そして手を抜いているか)は一目瞭然というわけです.
この1年セミナーが,教養科目だったときから,担当したときには第2回または第3回で,基本的には同じ内容の説明をし,ノートテイキングをさせていました.
しかし大学のルールは,毎年多かれ少なかれ変わっています.前回担当した4年前と異なる点の一つは,GPA (Grade Point Average)のための科目GPの算出方法です.今のM1と4年生は,履修科目ごとのGPはS・A・B・C・F(秀・優・良・可・不可)の評語により1点刻みで付けられ,100点満点で90点と89点,80点と79点とで大きく違ってきたわけですが,3年生以下は,合格点を取っていれば,100点満点の点数1点ごとにGPが変わります(59点以下は何点でもGPは0です).
GPAが,2年のメジャー選択にも影響することも話しました.人気のあるメジャーでは,基本的には,GPAの高いものから順に選ばれます.
GPAが導入される前は,月曜1限から金曜5限までぎっしり詰め込んで受講登録し,何回か受講して,単位修得が容易でない,または良い点数が取れないと判断した科目は,放棄をするという,履修の仕方があったけれど,導入後はそれらのGPが0になってGPAに算入されるため,そういう取り方は勧められません.
逆に高いGPAを狙って受講科目を極端に減らすことをすると,4年で卒業できなくなる可能性のほか,メジャー決定で算出されるGPAでは,1年終了時に最低限修得すべき単位数が考慮されていて(自分の修得単位数が下回っている場合には,算出のGPAが低くなるのです),やはり得策とは言えません.
CAP制と呼ばれる,セメスターでの修得単位数の上限に注意しながら履修し,必修・選択を問わず,各科目で良い成績を挙げることが,2年以降の学びのために大事であるという結論にし,しゃべりを終えました.
授業を終えて,部屋に戻り,学生の書いたのを見ながら,「年」と「年度」の違い,そして令和になっても「平成31年度入学」であることを,言っておくべきだったなあと反省しました.