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新年度初めての研究ミーティング

 6月から,所属学部・研究科では,学部4年,修士2年,博士3年の学生の通学が可能となりました.
 今年度,研究室内では学部4年と修士2年のペアによる研究グループを2つ,作っていまして,週1回のペースで研究ミーティングをすることにしました.メールによる進捗報告と指導は,グループ分けのあとから実施してきたのですが,進度が鈍いと感じまして,通学の習慣づけが必要と思ったのでした.
 ところで「通学が可能」となったものの,「毎日通学せよ」ということは意味していませんし,三密を避けるための措置も必要となっています.昨日,研究グループの一つの学生に,研究室に来てもらいました.
 最初にするのは,研究室出入り用のカードキーの配布です.4年生にとっては初めてということもあり,学生室のドアのところで,解錠できるのを確認しました.
 その次は,デスクトップPCの割り当てです.大学院生は,昨年度のものを使ってもらいます.昨日来てもらった4年生の分は,昨年度の卒業生が使用していたものについて,4月のはじめにこちらでOSをインストールし直していました.ログインしてもらい,Office(学生のアカウントで)やDocker Desktopなどのインストールも,問題なく行えました.
 決めていた時間になったので,ミーティングを始めました.3人とも,マスク着用です.
 4年生に,議事録作成の要領を指示してから,年間スケジュールの確認,そして2人それぞれの進捗チェックです.年度始めの想定は,2人の活動をうまく組み合わせて,ひとつのシステムにし,評価を行うことでしたが,スケジュールを検討していくと,当面は2人が異なるゴールのもとで活動するのがよいとなりました.
 学生室には,自分のところともうひとつの研究室(の学生や機器)があるのですが,そちらの研究室は誰もいません.あれしてこれしてと言っていると,ドアが開く音がし,こちらにやって来ました.学部のメジャーの,主任の先生です.「学生さんは2人ですね」だけおっしゃって,足早に部屋を出られました.主任のチェックが毎日1回あってねと,学生に簡単に伝えてから,また研究についての議論です.
 初回ということもあり,50分ほど,ミーティングに時間をとりました.学生室を出て,廊下を歩きながら,もう一つのグループの4年生用のPCの準備がまだで,いつするのがいいのか,考え込んでしまいました.