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オンライン演習科目でペアワーク

 プログラミング科目の第9回と第10回は,ペアワークです.
 昨年度までなら,第9回授業のはじめの20分くらいで,ペアができていました.「ぼっち」も---教員も本人も---容易に分かるのでした.
 しかし今年度はオンライン授業で,「ぼっち」が可視化できません.授業の開始にペアを作るわけにもいかないので,第8回の授業のときに,「第9回」のセクションを設けて,「ペアづくり」を課題としました.
 期限は授業前日の23:59です.
 もう一つ,昨年度までとの違いがあります.パートナーの学生番号・氏名を書くのにかえて,「マッチング希望」という内容の提出を,認めました.
 本日が,第9回です.今朝は,課題を用意しながら,ペアの確認とマッチングをしました.まずパートナーを解答した学生だけを精査して,互いにペアになっていること,三角関係や横恋慕がないことを,確認しました.
 次は,マッチング対象者の洗い出しです.「マッチング希望」を提出した全員と,未提出の学生については直近3回の課題を提出している学生を,対象としました.人数は幸いにも,偶数でした.
 Rubyで,Array#shuffleによって学生番号をシャッフルし,ペアを作りました.srandで固定値を与え,何度実行しても結果が同じになるのを見て,少々デバッグに時間をとり,マッチングが完了しました.
 また別にRubyスクリプトを書き,「○○と○○」の形で学生番号のペアをソートして表示させて,漏れなく重なりのないことを,プログラムと目視でチェックしました.
 組み合わせ結果は,授業開始の2時間前に公開し,ペアごとに,事前に連絡を取り合うよう指示しました.


 それで終わったら苦労はしませんで,授業前と授業後に,学生番号がないというメールが届きました.心苦しいです.