どこかで情報を知って,VirtualBoxのゲストOSで試してみようと思いました.Downloadより,Xfce Editionのisoファイル(約2.5GB)をダウンロードしました.
VirtualBoxで仮想マシンを新規作成し,ストレージは40GBに.設定を変更してメモリは4GBにしました.
ライブDVDらしく,起動に少し時間がかかったものの,デスクトップ画面はなんだかいい感じです.画面サイズは,初期状態は800x600ですが,任意に変えることができました.
では「Install Garuda Linux」のアイコンをダブルクリックして,インストールしてみますか…いえ,ダメです.文字化けが激しいです.日本語フォントが入っていません.
いったんシャットダウンしました.2020.08 Garuda Linux 200817 KDE Ultimate Editionを、Core i3 3220 搭載のdell OPTIPLEX 3010 で日本語起動によると,ブートメニューでタイムゾーン・キーボード・言語を変更できるとのこと.
日本語環境に変えてから,ブートさせると…デスクトップ画面で,日本語のところが文字化けです.デスクトップ左上のアイコンの名前も,右下の日付も,日本語部分が化けています.
それでも,「Install Garuda Linux」のアイコンをダブルクリックしました.初期画面は相変わらず文字化けでしたが,言語を「American English」に変更することで,インストーラのメッセージは英語になってくれました.
タイムゾーンはAsia/Tokyo,キーボードモデルはJapaneseのGeneric 105-key PCに変更し,ユーザ名とパスワードを決めて打ち込み,ダウンロードとインストールが終わったら再起動.まだダメです.
パッケージを大量にアップロードしても,まだ文字化けです.フォントが入っているようには見えません.
と思っていると,画面中央に思いがけない質問が出ました.
質問文は「Upgrade to Ultimate? (You can select which apps you want!)」で,訳すと「究極モードにしますか?(アプリ選び放題!)」です.Yesを押すと,次の質問が,待望のものでした.
「Do you need cjk fonts support (fixes missing characters)?」は,「日本語ほかのフォントを入れて文字化け解消しますか?」ということですので,迷わずYesを選びました.
総計1.5GBバイトのダウンロードをしました.途中のメッセージで,「noto-fonts-cjk」をダウンロードしているのがわかりました.
インストールが終わると,再起動することなく,デスクトップ右下の日付に日本語文字が入っていました.なお,左上アイコンは「Trash」と「Home」という英語表記になっていました.
Terminalを起動すると,端末の文字でカラフルな起動画面を表現していました.dfコマンドを実行したところ,使用ディスク量が15GBほどで,確保した40GBの37%を占めていました.
数GBのダウンロードを必要としましたが,試してみるにはなかなか面白いディストリビューションでした.
(追記)デスクトップ画面のメッセージを日本語にする手順を書いておきます.
- 左下のMenuを押し,Settings,Garuda Settings Managerの順に選ぶ.
- ウィンドウが出たら下にスクロールさせてLocale Settingsを押す.
- 「日本語 (日本)」をダブルクリックし,右に「Display Language」と「Formats」を表示させてから,Applyボタンを押す.管理者パスワードを入力することで設定完了.Quitで終了して再起動.