結論から言うと，「Windows + X，U，S」の順にキーを押せばスリープになります．
自宅の常用PC（Windows 10）ですが，少し前までは，部屋にいてもいなくても，電源を入れていました．
冬場はエアコンの効きもあって，PCのある部屋で，寝間から毛布を持ち込み寝ることが多いのですが，そうすると，このPCのファンの音が無視できません．
そこで不在時や就寝時には，スリープさせることにしました．操作はマウスで行います．
左下のWindowsアイコンを押して，すぐ上の電源マーク，そしてお月さんがシンボルの「スリープ」の順に，クリックします．押してすぐに画面が暗くなり，少し待つとファンの音もしなくなります．キーを1つ打てば，少し待ってパスワード入力画面です．
ただしこのスリープ操作では，すぐ下の「シャットダウン」を押す危険性があります．押してしまうと，ブラウザの読みかけのページも，Emacsの編集内容も，端末での実行結果も，消えてなくなります*1．
そこで，デスクトップに「スリープ」のアイコンを置くことを試みました．ほどなく見つかりました．
項目の場所（プロパティで編集する場合にはリンク先）を「rundll32 PowrProf.dll,SetSuspendState」とします．必須ではないものの，プロパティのショートカット>アイコンの変更で「%SystemRoot%\System32\shell32.dll」を指定すると，多彩なアイコンが選べるのを知りました．
ショートカットをダブルクリックで，スリープしてみました．ひと呼吸置くために，INGRESSとポケモンGOで1日1回の作業をして，PCに戻ってEnterキー…
画面は暗いままで，これまでの復帰時の，ファンの音もありません．
電源ボタンを押すと，PCの起動画面を経て，パスワード入力画面になりました．デスクトップ画面を見ると，アプリの状態は保持していました．
しかし左下からのスリープと異なる挙動になるのは残念です．対策ないかいな…
このページの記法を使うと，［Win］＋［X］，［U］，［S］の順にキーを押すと、Windowsがスリープ状態になるといいます．試したところ，［Win］＋［X］を押した時点のメニュー表示は，左下クリックと異なりますが，スリープの効果は同じでした---スリープしたあとの復帰は，キーを1回押すだけでした．
*1:Emacsは，http://0xcc.net/misc/auto-save/をもとに自動セーブさせていますが．
