わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

子は親に従え

 某年月日,運転中に,助手席のママと,2列目のさきの子の間で,意見の対立がありました.
 何を巡って対立したかは,覚えていません.
 最終的に,さきの子が折れました.
 そこでフォローというよりはボケのつもりで,「そうやな,さきの子よ,『子は親に,たまには従え』って言うもんな」と発して,うえの子か,あとの子か,すえの子から,「パパなに言ってんのよ~」というツッコミをもらおうかなと思っていたら,助手席からパンチが飛び出し,自分のほっぺたを直撃しました.
 いつも,ですね.


 「老いては子に従え」はあまりにも有名です.それの子どもバージョンは,「子は親に従え」でよかったっけと思いながら,検索すると,違っていました.
 「老いては子に従え」の意味と由来とは?何歳から使うかや反対語も | TRANS.Bizでは「幼にしては父兄に従い、嫁しては夫に従い、夫死しては(老いては)子に従う」とあります.
 三従とは - コトバンクのブリタニカ国際大百科事典も同じ表記です.デジタル大辞泉では「結婚前には父に、結婚後は夫に、夫の死後は子に従う」,世界大百科事典では「いまだ嫁せずして父に従い,すでに嫁して夫に従い,夫死して子に従う」,日本国語大辞典では「家にあっては父に従い、嫁(か)しては夫に従い、夫が死んだあとは子に従う」,世界大百科事典では「幼時は親に,結婚すれば夫に,老いては子にそれぞれ従う」です.
 結婚前,仲間内でパパと呼ばれていたころに,ある女性と何の話題だったかで「自分の父は『黙ってワシについてこい』というタイプだったなあ」と言ったら,「アタシはそんなのあかん」と返ってきました.「夫よりも先に行きたいんか」と尋ねると「そうでもないよ」で,ひと呼吸置いたあとに,「ぴーひゃらぴーひゃらどんどかぱっぱしながらついていきたい」と来まして,開いた口がふさがりませんでした.