某年月日,和歌山駅前の近鉄百貨店地下で,551のアイスキャンデーを売っているのを見かけ,家族の人数分を購入して帰りました.
味は「ミルク」「フルーツ」「パイン」「はちみつりんご」にしました.
帰宅すると,食卓を使って4人の子どもが勉強中でした…いえ,うえの子は,タブレット端末を使ってお絵かきです.
「パパ何か買ってきたの~?」
「すえの子よ,これな,アイスや」
何やかやあって(ママの制止もあって),うえの子とすえの子はひとつずつ選んで食べ始め,さきの子とあとの子は勉強がひと段落してからとなりました.
「パパは,そうやな,『はちみつりんご』ってのにしてみるか」
「はちみつなん?」
「今言うたんは,うえの子か? そうやな,蜂蜜と林檎の味のする,アイスとちゃうんかなあ」
「はちみつって,食べたら,体のなかでどうなるの?」
「(ここでボケとくか)せやなあ,体の中に,宿るんやって,女王蜂が」
「そんなことないよっ」
軽くかわされたなあと思っていると,自分から最も遠い位置にいた,うえの子が,アイスキャンデーを持ちながら,激しく笑い出しました.
パパの胃袋の中が,蜂の巣になるのを,想像してしまったのでしょう.
笑い方が激しく,他の子らは,勉強に手がつかなくなりました.
その後はしばらく,蜂の雑談になってしまいました.「女王バチってハチミツ取るの?」「ハチミツ取るんは働きバチとちゃうかなあ」といった会話のあと,ママが戻ってきてフルーツ味を選び,馬鹿話はここまでとなりました.
年1回くらい,「『はちみつレモン』やと思ったら,『みつばちレモン』やった! んなアホな!!」というボケを子らにかましているのですが,今回のやりとりでは,言うタイミングがありませんでした.