わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

卓球を楽しむために教えたたった一つのこと

 すえの子に,卓球台に体をくっつけるな,距離をとれと,指示しました.


 外出中,とあるところ(室内)に卓球台がありました.申込みをすることで,ラケットとピンポン球を借りることができ,子らはさっそく遊びだしました.
 あとの子は,小学校のクラブ活動で卓球を選び,週1回程度,プレイしているとのことです.サーブも,しっかりしています.それに対しすえの子は,小学校で卓球をしたことがないと言い,サーブは,自陣で球を跳ね返らせてから打って敵陣に入れるという方法でした.
 先に3点を挙げたほうが勝ち,というルールで審判役を務めると,3対0で,あとの子の勝ちになりました(すえの子は,ふくれた表情になりました).点数を数えない場合でも,あとの子の側のミスより,すえの子の側のミスが多く目につきました.
 2人を観察すると,すえの子はピンポン球を取りに行ったり,大きく仰け反ったりする状況を除き,体を卓球台にくっつけていました.それに対し,あとの子は10cmから20cmくらい,距離をとっていました.
 私自身は,大学1年の後期の体育の授業で,学科の仲良しの学生らとともに,卓球を選びました.ラリーをする際の基本として,台から1m程度,離れるよう指示されたものです.
 子どもどうしのプレイで,そこまで離れる必要はなく,あとの子の距離感は,学校で教わったのか,本人が身につけたのか,分かりませんが,ちょうどよいように見えました.そこですえの子に,冒頭のように伝えたのでした.
 その後も,ミスの大小は,すえの子のほうが多かったのですが,数は接近したように思いました.あとの子は,すえの子が打ち返しにくい方向へサーブを打とうとして,ミスが相次いでいました.
 時間になったので,撤収です.ラケットと球を返却し,忘れ物がないか確認してから,次の目的地へ移動しました.