「プログラムについて,『いつ』『何を』説明するかというのは,大きく分けて2つあります.
一つは,プログラムを完成させてから…」
「そのプログラムがどのような仕組みで動作するのかを,作成者自身がよく理解し,他の人に納得してもらうために行う,という説明です.
ここで,『他の人』として…」
「授業なら教員,一緒に課題に取り組んでいるのなら友人,またプログラミングなどのコンテストの審査員のほか,『未来の自分』も,他の人になると思ってください.
説明をする状況の2番目です.プログラムが期待どおりに動作しないときに…」
「『理想と現実のギャップ』を提示し,他の人と共有して,問題解決をスムーズに行う,そういうときにも,作成者が説明することが,必要となるのです.
なお,『理想と現実のギャップ』という言葉は,第3クォーターのプログラミング科目の第1回で紹介しました」