10時だ…
寝る時間,と言いたいけれど,ママも子どもらも,上がってこないな…
と思ったら,この階段の音はママだ….
「(ドアを開けて)パパ,これ,充電しといて」
「へいへい,スマホな」
「あとこれも.1階へ持って行ったらあかんっていうのに…」
「おお,最近見かけてなかったやつ.そっか,下にあったんか」
「おやすみ!」
「はーい,おやすみ.また明日」
ゴマ乙のギルイベを終えてから,喉が渇いたので,階段を降りて台所へ…
あとの子だけがいました.勉強中でした.
「あっ,とっちゃん!!」
「ん…まだ寝えへんのか」
「うん.あと2ページだけ」
「ママに叱られたんか」
「それもあるけど,これは,今日のうちにやっとこおと思って」
「そっか.….さっきママから,漫画本を受け取ったんやが,お前目線で,何があったんか説明してくれるか」
「ちゃうねん.たまたまそこにあってん」
この言い方だけで,経緯は丸わかりです.たまたまそこにあるわけないやろがと,突っ込むわけにもいきません.あとの子の話が終わるまで耳を傾けて,そっかわかった,漫画もテレビも休憩時間に上で見るんやでと言い,水を飲んでから2階に戻りました.