わさっきhb

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Windows 11のクリーンインストールで,主要な不具合は解消したけれど,謎の現象はそのまま

 職場でもっともよく使用しているデスクトップPCが,春先から不調でした.
 Windows Updateの適用による再起動を,週1~2回,行っていました.しかし起動時の画面を見ていると,そのつど,設定が戻されていました.
 事態が深刻化したのは今週火曜日でした.再起動後のログインの直後,Docker Desktopがエラーを表示しました(スクリーンショットを取り損ねました).さらに,Tabby Terminalから,WSL2のUbuntuのシェルも,起動しなくなりました.
 他のアプリ,具体的にはブラウザやメーラやオフィススイートなどは,問題なく動作していました.
 不具合の原因は,おおむね推測できていました.Windows Insider Programに参加していたことです.
 この機会に,クリーンインストールしました.https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11の「Windows 11 のインストール メディアを作成する」を読み,作業を行いました.その間に,削除されると困るファイルは,外付けHDDにコピーしておきました.有償ソフトウェアのライセンスは,各サイトで閲覧可能となっていて,登録している端末の除去を行いました.
 USBメモリを差し込んだまま,Windowsの設定で システム>回復>PCの起動をカスタマイズする の順に選んで,再起動し,このUSBメモリで起動させました.
 ああだこうだしてから,クリーンインストールを終え,ログインすると,Windows 11で提供の背景画像,そしてごくわずかのデスクトップアイコンを,表示してくれました.Windows Updateの適用を行うとともに,念のためWindows Insider Programのところを見て,「使用を参加する」のボタンを押さずに,設定画面に戻りました.
 各種アプリのインストールにも,時間をとりました.当初のテキストエディタはNotepad++です.次に,Emacsをインストールしようとすると,~/.emacsなどが,Cと別のドライブに,そのまま残っていることに気づきました.環境変数HOMEを設定し,フォント(HackGen)をインストールすることで,Emacsが使えるようになりました.火曜日は研究室の掃除,水曜日は来週の履修登録を前にした各種対応,木曜日はオープンラボと研究会準備にも,時間を取られました.
 日々の記録や設定ファイルなどを出し入れするために,TortoiseSVNをインストールし,チェックアウトを行いました.
 ところで,春先から不調だったのと独立した話として,このPCだけ生じている謎の現象がありました.他のWindows 11の環境で,SVNSubversion)で管理されているフォルダに対して,更新またはコミットを,マウス操作で行うには,フォルダを右クリックしてから,「その他のオプションを表示」を選び,小さな文字になった並びの中から,「SVN 更新」または「SVN コミット」を選ぶ必要がありました.
 しかしこのPCは,右クリックをして1秒ほど待つと,「その他のオプションを表示」の上に「TortoiseSVN」が表示されます.そこにマウスカーソルを移動させれば,その右に「チェックアウト」「更新」「コミット」などが表示されます.クリック回数が1回減るのに加えて,SVNのメニュー(行える操作)が,見やすいのです.
 クリーンインストールしたあとのPCも,以前と同じ挙動を示しました.フォルダを右クリックすると,「TortoiseSVN」が,選べるようになっていました.