わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

2人で食べ放題

 「年始めいろいろおつかれさま記念」で,家族で夕食に行きました.
 と,言いたいところですが,(妻の)父と母はその時間に用事があり,うえの子とさきの子は「家にいる」とのことで,参加者は4人(パパ,ママ,あとの子,すえの子)です.ママがさきの子と話をして,夕食後におにぎり*1など,おいしいものを買って帰るということで,話がつきました.
 途中の買い物をしながら,市内・ゆず庵に入り,食べ放題メニューを選びました.季節のスイーツを追加に入れ,飲み放題は入れませんでした.
 タッチパネルに近いところには,あとの子とすえの子が座り,鍋の具材だけでなく,寿司に茶碗蒸しまで,てきぱきと注文していきました.
 ロボットの配膳が来て,お皿をすべてテーブルに移動させ,すでに沸き立っていた鍋に,野菜と,薄くスライスされた餅を入れたところで,ママはスマートフォンを取り出しました.
 自宅からの電話です.電話の先は,おばあちゃんか,うえの子か,漏れ聞こえる会話からは分かりません.電話を切って,ママはいらつきながらも,先に自宅にいる子らの食べるものを買うと言い出しました.すえの子を,連れて行きました.
 いってらっしゃいと言ったあと,鍋のちょうど向こう側のあとの子に,大量に来た具材,我々で食べていかなあかんなあと,表情を作って示したところ,あとの子は満面の笑みでした.
 すでに餅は出来上がっています.互いに1枚ずつ食べ,あとは肉と野菜を投入して食べていき,ときにはあとの子が鍋のアク取りをし,追加注文をしていきます.
 スマートフォンを取り出しました.しかし着信はありません.あと何分で着くから,お肉とか頼んで,お鍋で食べごろにしといてくれるかと,ママから電話があればなあとつぶやくと,鍋の向こうで上機嫌のあとの子は,そうよねえという反応でした.
 「あまい物は?」「待っとこ」「茶わん蒸しは?」「追加注文してええよ」といったやり取りで,あとの子の2杯目の茶碗蒸しを店員さんが持って来たのと同じタイミングで,ママとすえの子が戻ってきました.
 「あんたらだけで食べて!」「あとの子ちゃん,どんどん注文して!」「パパはアク取り!」と矢継ぎ早に言い出すママをみて,ずっと座席の2人は,平常運転で対応しました.そこからスイーツを頼むまでは,ママとすえの子が食べ放題でした.
 スイーツを堪能し,すえの子が頼んだけれど食べきれなかった分をパパが食べて,ごちそうさまを言いました.アンケートに回答して抽選で99%オフになるというのは最後のスロットでハズレ.伝票どおりの金額を支払いました.
 帰りの運転を引き受けました.信号を待ちながら,ぼんやり考えました…食べ放題の途中で長時間,抜けると,店員さんは必ずしも見抜けなくて,4人前なのに6人で食べてしまうという悪用が可能だよな,と.信号が青に変わって走る抜ける際には,でも今回ママとすえの子は,一口も入れずに抜けたんだよな,まあ許してもらえるかなと,心の中で正当化に努めました.

*1:我々の会話では「おにぎり」ですが,昨日のニチアサの一つは「おむすび」がキーワードでした.その言葉が出る前に,気づくことができました.