わさっきhb

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1年生セミナーで,スライドを見て話す練習

「この次のスライドから,みなさんに『話す練習』をしてもらいますので,実施の要領をお知らせします.
 自作のPowerPointファイルに,切り替えて…」

「昨日送ったメールで,どのスライドを誰が話すかについて,書いていました.
 自分の番になったら,スライドを見て,書かれている内容を話してください.
 ただし,いくつか注意事項があります.次回やってもらうプレゼンテーションや,他の機会でも使ってほしいこととして,まず,スライドは『である体』や『体言止め』で書くのが慣例ですが(例外もあったりしますが),話すときには『です体』にしてください.これは,日本語で話す際の鉄則です.
 『です体』にして,スライドに書かれているのを,読み上げるので,まずはOKなのですが,カッコ書きのところを先に言うだとか,箇条書きを読み上げる前か後に「3つあります」のように件数・個数を加えるだとかいった,アレンジをしくれてかまいません.
 自分が話す番のとき,3秒以上,黙ってはいけません.スライドの中に,読めない漢字や英単語があったときでも,間違ってもいいので何か言ってください.それはこう言うんですよと,あとでツッコミをもらったら,それもコミュニケーションに役立つのです.
 ここまでは一般的な,プレゼンテーションの注意事項ですが,本日の授業限定の注意事項を2点,挙げておきます.まず,スライドに貼り付けられている図については,話さないでください.もう一つ,話し終えたら『以上です』を言ってください.
 ここまで質問,ありませんか?
 それでは,先ほどのスライドに切り替えますよ…」

なにこれ

 1年生セミナーの次回では,各自が作成したプレゼンテーション資料をスクリーン映写し,3分で話してもらいます.この回は,その準備として,資料(スライド)の作成や話し方などについて,学ぶ回でした.全クラス共通の解説資料は,スライドをPDF化したものとなっていて,クラスに分かれて,スクリーンに表示させて教員が解説しました.
 上記の「この次のスライド」や「先ほどのスライド」は,この解説資料だったのでした.
 解説資料を,分担して学生に読んでもらえば,「聞く一方」にならず内容に関心を持ってもらえそう,と思ったのは,授業の前週のことでした.
 テキストエディタを開いて,学生が話すことのできそうなスライドの番号とタイトルを書き出し,学生の人数になるよう調整してから,1人1スライドを割り振り,授業前日にクラスの学生に宛てて,PDF資料を添付してメールを送りました.
 授業では,「以上です」のたびに,話し方と,スライドの記載内容に,補足をしました.「凡例」を「ぼんれい」と言った学生には,「はんれい」*1であることを伝えました.あるスライドの「で良い」で終わる項目を,「で構いません」に読み替えた学生のことは褒めました.