いきなりですが問題案です.
IIIFは,どのような枠組みであり,その適用対象や目指すところ,利用にあたって提供者および利用者は何を行えばよいかなどについて,授業内容を踏まえて記述しなさい.
Wordで作成し,PDFにして印刷した結果,このまま出題すると分からないという解答者が生じると判断し,問題文を変更しました.何がまずく,どのように変更したでしょうか.
大学院科目・人文情報学概論の試験を終えました.開講初年度ですが,試験対策に役立ててもらおうと思い,年明けすぐに,問題例とその解答を,受講者向けに読めるようにしていました.「授業内容を踏まえて記述しなさい.」とする大問2問です.問題例では,12月の授業内容のうち,RDFと,図書館で行われていることを挙げました.試験本番では,人文情報学において必須の2つと言っていい,TEIガイドラインとIIIFを問いました.
といったところで解答です.印刷したのを見て,「IIIF」の文字が詰まりすぎており,「Iが3つとF」と読めないのではないか,と判断したのでした.見た目は,こうです.
授業資料ではゴシック体だったので,「Iが3つとF」の字間の空白がありました.しかしWordで,英数字のフォントをCenturyにすると,「Iが3つ」のところが詰まって*1,ローマ数字のⅢや,ロシア文字のШに見えてきます.
対策としては,字間に空白文字を入れました.サイズを調整して3ポイントにしました.結果は,こうです.
文字の間隔によって見た目が変わることについては,文字データの授業回の中で,「合字」を解説していました.fiなどがつながって見えるような事例です.上記は合字ではなく,カーニングに関わる話です.ただしwikipedia:合字からwikipedia:カーニングにリンクされていますし,自分が学部生のときにもこの2つをセットで学んだのでした.
試験が終わってから,自分の部屋で,答案を学生番号順に並べ替えました.解答用紙はそのつど印刷する方式になり,紙をめくるのに手間取りました.来年度の試験のことも考えて,指サックを用意しておくべきかもしれません.
採点は,これからです.
*1:Times New Romanに変えると,さらに字間が詰まりました.日本語・英数字とも游明朝にしてみると,少し改善されたようにも見えます.

