某年月日,学生室のドアを開けました.
室内を見ると,共用机に誰もいません.
学生2人との研究ミーティングのうち,1人からは少し前に,欠席のメール連絡がありました.もう1人の姿がありません.
学生から,おはようございますの声がありました.こちらも返しました.しかしこの学生は,40分ほどあとの研究ミーティングで話を聞く予定の学生です.
靴を脱いで部屋に入って,この学生しかいないのを確認したのち,部屋の奥の物品を見て回りました.不自然なところにあったキーボードを,キーボードを集めたボックスにしまいました.
こりゃ来そうにないなと思いながら,部屋を出る前に,ミーティング予定の学生の名前を挙げ,もし来たら,自分の居室まで来るように伝えました.
ドアを開けて,首だけを廊下に出しました.
誰もいないか,右よし,左…
学生の姿がありました.学生室はドアが2つあり,自分が出入りしたドアは,カードキーで外から開けられません.もう1つのドアから,入ろうとしていたのが,ミーティング予定の学生でした.
首を学生室に戻してドアを閉め,遅かったやないのと言うこともなく,共用机に座ってミーティングを始めました.