いきなりですが課題です.
自分で実施したデータ処理・ファイル処理について事例報告をしてください.
背景説明です.PCを使用したデータ処理・ファイル処理について,「PCにインストール済みのソフトウェアを使用して処理する」「その処理に特化した外部のWebサービスにファイルなどを送り,結果を受け取る」「ChatGPTをはじめとするAIツールに問い合わせて処理させる」が候補となり,どれを選ぶかによって効率が異なってきます.
3年からM2までが参加する研究室のゼミのうち,4回分を使用して,処理事例を持ち寄り,より良い実施手法を共有しながら,ソフトウェア・Webサービス・AIツールのメリットおよびデメリットの理解を図ることを目的として,課題を設定しました.
今週のゼミで,2回まで実施しました.1回目の前の回,今から2週間前に集まったときには,顔合わせを行い,課題説明のあと,教員の事例報告として,「convertコマンドを用いたブラウザスクリーンショットの上部の共通化」の資料を作成して話しました.
ゼミの1回目と2回目では,学生は1人につき1つ*1,事例報告(資料提出および口頭発表)を行ってもらいました.3回目と4回目では,学生は1人につき1つ,それまでの発表から1つを選び,異なる「より良い」方法を提案してもらいます.
より良い方法の提案にあたり,前述の「convertコマンドを用いたブラウザスクリーンショットの上部の共通化」を例にとると,「ブラウザスクリーンショットの上部の共通化」の部分は変更せず,「convertコマンドを用いた」のところを変更して,発表します.それまでの発表よりも,簡単な操作で処理ができること,処理時間が短くなること,より広い対象に適用できること,のいずれかを示すといいでしょう.
初回の準備をし,学生に向けて話しながら,少し気になったのは,1回目や2回目のときに,処理内容(「を用いた」よりあと)が一致するような発表です.俗に言う「かぶり」です.指示書きに記載していなかったこともあり,かぶってもいいかなと伝えると,1回目の発表で「かぶり」がありました.授業資料の多数のページで構成されるPDFファイルに対し,ページを選択して取り出し,1つのPDFファイルを得る処理について,ある学生はコマンドを,別の学生はWebサービスを使用していました.
資料と別に,発表者とタイトルを一覧できるようにした「管理シート」のExcelからも,興味深い発見がありました.管理シートには,「ソ」「W」「A」の列を設けて,各発表が「ソフトウェア」「Webサービス」「AIツール」のいずれを使用しているかによって「1」を記入してもらったのですが,学生が(行の)記入を忘れていて教員の側で記入したとき,学生の意図と,食い違っていたのでした.発表時に少し検討して,「W」と「A」に1を記入しました.第2回でも,同様にした発表がありました.
来週のゼミでは,大学院生と4年生の研究報告を行ってもらいます.「ソフトウェアか,Webサービスか,AIツールか」の3回目と4回目は,そのあとの2週間です.
*1:1回目はM1と4年,2回目はM2と3年,としました.