いきなりですが問題です.
第10回の授業で,「SSL/TLSの公開鍵証明書はホスト名(FQDN)単位で発行される」と,スライドに書いていました.
これは,ホスト(サーバ)を物理的に変更していなくても,ホスト名を変更したら,証明書を作り直さないといけないことを意味します.
それでは,以下の場合には,証明書を作り直す必要があるでしょうか.
(1) ホストのIPアドレスを変更したとき
(2) TLSのバージョンを1.3に限定するようサーバ設定を変更したとき
さっそくですが解答です.(1)(2)ともに必要ありません.wikipedia:X.509に証明書の例がありまして,SubjectのCN (Common Name)としてホスト名が記載されますが,IPアドレスの情報も,利用可能なSSL/TLSのバージョンも,証明書に入っていないのです.
セキュリティの授業は第15回を終えました.来週に試験を実施します.
第15回の授業は「レポート課題(プレゼンテーション)」「クイズの解答・解説」「おさらい問題の解答・解説」「試験の実施要領について」の順にしました.
「レポート課題(プレゼンテーション)」では,6月下旬に受講者向けに示した課題で,「3分で話せるプレゼンテーションスライド」の作成を指示しました.7月中旬に締切日を設け,回収して採点を行い,「口頭発表を希望する」を書いていた学生から,今年度は1名に発表をお願いし,前日までに発表用のスライドを提出してくれていました.
なのですが,なんと,授業開始時に,発表学生の姿がありません.氏名とタイトルをスクリーンに表示させ,何度か名前を読み上げましたが,返事なしなのです.
そこで,「クイズの解答・解説」に移りました.昨年度までの「開始前テスト」を刷新して,各回,授業中に話す内容にちなんだ小問を用意し,スライドと別に(Moodleの1つのページとして)掲載していました.解答はそのつど,授業中に話していましたが,文字にはしていませんでした.時間をとって,各回の「問題」と「解答・解説」をスライドにしました.冒頭の問題はその一つです.授業後に,Moodleより閲覧できるようにもしました.
これは試験範囲を明確にするという意図もあります.「クイズ」の内容について,モジュラ逆数*1の計算を除き,そのまま出題することはないけれども,問題・解答・解説に出現する用語が,試験の大問1(空欄補充問題)の正解となる可能性はあることを,授業中に案内しました.
なんてことを説明してから,改めて,口頭発表予定学生がいるかどうかを確認すると,恥ずかしそうに挙手してくれました.前に来て,発表してもらいました.みんなで拍手しました.
授業が終わって自室に戻り,pptxファイルをpdfファイルにして,1箇所書き換えてpdfファイルを作り直して,Moodleにアップロードする前にどこかおかしいところはないかを確認していくと,「答案用紙の記入要領」のスライドを作っていたのに,授業で話すのをすっかり忘れていました.