「ん,部屋におるのは,さきの子と,あとの子か」
「…」
「…」
「って,うえの子と,すえの子は,まだ帰ってへんもんな」
「んでお前ら2人とも,テレビを観てる,と」
「パパここで1時間ほど寝るんで…」
「部屋の真ん中に,毛布を2つ折りで敷いて…」
「次に自分の身を仰向けにして…」
「枕を頭の下にもってって…」
「掛け毛布は,体の上に…」
「それじゃ,おやすみ…」
「にゃ~」
「にゃ~」
……
「お前ら何にゃあにゃあにゃあにゃあ言うとんねん,パパ眠れやんやないか」
さきの子とあとの子の2人について,必ずしも,思考が似ているというわけではありませんが,ときどき,反応が一致するというのを見かけます.いつだったか車内で,その場にいない,ママとうえの子とで何をしていたかが話にのぼり,運転するパパが「てことは,うえの子は甘え上手なんやな」と言ってみると,後列の2人が「いや,」から始まって否定する理由をめいめい説明しだしたのでした.