わさっきhb

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近デジ・国デジの資料のURLを書くとき,最後に「/」をつけてはいけない

アレイ図 (2015.12)を大晦日にリリースし,昨日の朝と夜11時台に,いくつか修正しました(0×3=0+0+0=3というのも,0に直しました).
古い記事からのリメイクをするにあたり,Web上の情報へのリンクはすべてアクセスして,読めるのを確認したほか,より新しい情報を見つければ,そちらを採用しました.
当ブログの初出では,近代デジタルライブラリー(近デジ)にリンクしていたものを,国立国会図書館デジタルコレクション(国デジ)のURLに変更したのも,その一つです.
例を挙げますと,寺尾(編)『中等教育算術教科書一巻』を,http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/826848 ではなくhttp://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/826848 にしました.現在,どちらのリンクでも,同じ情報が読めると思います.
この変更には,2つの事情がありました.一つは以下のとおり,近デジ終了のアナウンスがあり,自分も半年前にはてブしていたのでした.

もう一つは,リンク先をチェックしていった中での勘違いでした.ブラウザのアドレスバーに http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/826848 を貼り付けて,Enterキーを押したら,「指定のページが見つかりません」と表示されました.それで,年末にはもう近デジ終了なのかと誤解し,国立国会図書館から検索して,資料を見つけ,URL(ドメイン名)を変更したのでした.
なぜ,「指定のページが見つかりません」と表示されたのか…今となっては馬鹿馬鹿しい話です.スクリーンショットを貼り付けます.

URLの末尾に「/」がついています.http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/826848/ ではダメ,なのでした.末尾の「/」を取り除けば,年末年始も,近デジで当該資料にアクセスできました.
「/」がついたのは,ブラウザのお節介機能によるものです.http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/826848/30 へアクセスしていて,そのURLをブラウザが記憶しており,こちらが「/30」なしのURLを貼り付けたところ,「/」を補完してくれたのです.
国デジでも,http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/826848/ と,末尾に「/」がつくと,「指定のページが見つかりません」の表示になります.
URLのはじめ(先頭のhttp://)やポート番号ではなく,いわゆるパスのところにコロンが入るのも,よそではあまり見かけません.「/info:ndljp/pid/826848」によるパスの指定と,実際のコンテンツへの対応づけの間に,Apachemod_rewriteのようなものが入っているのかなと推測します.末尾に「/」が書いてあっても,変換ルールで取り除かれず,それによって,参照のためのファイル名が存在しないと判断されてしまった,といった次第です.