昨日,学生を集めて,研究室の活動理念や研究活動方法について,説明しました.
年度の早いうちに,卒研生,院生とも「年間スケジュール」を知っておいてほしいと思っていました.
1年は,長くて,短いものです.
卒業研究や修士研究は一度しか経験しませんが,教員は何年も見ているので,その中で,共通して発生するイベントや,これまでおろそかだったけど明示しておきたいことを,PowerPointにして,資料を配布し,スクリーンで説明しました.
話しながら,内容が整理されていないなあと感じましたI did not seem to be organized.講義スライドと同じように,毎年使用して,洗練させていくことにします.
説明を終えて自室に戻り,資料を見直して,気になったのは,「院生と卒研生が,どのように連携すればよいか」が抜けていたことです.
研究を山登りにたとえると,『院生と卒研生が一緒のとき,道が重なることもある』のですが,これだけでは不十分でしょう.
修士研究のほうが高度な技術を望むのか? より高いレベルの成果を望むのか? 「高度」ではなく,卒業研究よりも広い範囲で活動をすればいいのか? …
しっくりくる答えが思いつきません.今のところは,上の3つの「?」のうち,少なくとも一つでyesと言えることを目指して,院生指導に当たることにします.
ところで,院生と学部生*1が一番よく連携しているのは,ミーティングを終えてさっさと私が部屋(学生室)を離れた直後だと感じています.忘れ物などで学生室に戻って見かける情景は,その都度,目に焼き付けています.
*1:「学部生」と書いたら,3年生を含みます.とはいえ3年配属は後期からなので,現時点では,研究室に3年生はおりませんが.