わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

他の文献と自分の業績とで,文献番号の書き方を変える

科研申請のシーズンになりました.今年も,科研費LaTeXを頼りに,文章を作り図を貼り込んで欄を埋め,1部を刷って学内チェックのため提出しました.
科研費LaTeXtexファイルには,懇切丁寧なコメントが入っているのですが,それに従って作成し,タイプセットすると,問題が起こります.他の文献と,研究業績とを,研究目的の中で引用すると,次のように,ともに文献の表示が「[番号]」になり,衝突してしまうのです.

そこで,\KLciteを再定義することで,研究業績のほうを「番号)」に変更してみました.

これですっきりです.


上の画像(というよりPDFファイル)を作るための手順は,以下のとおりです.

$ wget http://osksn2.hep.sci.osaka-u.ac.jp/\~taku/cgi-bin/kz_dl_counter.cgi\?../kakenhiLaTeX/2014/kiban_c_utf_single_20131002.zip -O kiban_c_utf_single_20131002.zip
$ unzip kiban_c_utf_single_20131002.zip
$ cd kiban_c_utf_single
$ platex -kanji=utf8 kiban_c
(「LaTeX Warning: Label(s) may have changed. Rerun to get cross-references right.」が表示される)
$ platex -kanji=utf8 kiban_c
$ dvipdfmx kiban_c

$ cp kiban_c.tex cite1.tex
$ vim cite1.tex
(略; 次のdiffコマンドの出力を参照)
$ diff -c kiban_c.tex cite1.tex

*** kiban_c.tex 2013-10-02 23:09:16.000000000 +0900
--- cite1.tex   2013-10-__ __:__:__._________ +0900
***************
*** 99,104 ****
--- 99,108 ----
  \newcommand{\研究目的概要}{%
  %begin  研究目的概要===================
        象の卵の研究の目的の概要は...
+
+ 文献\cite{teramura}
+
+ 研究業績\KLcite{pub:theoegg}
  %end  研究目的概要 ====================
  }

$ platex -kanji=utf8 cite1
$ platex -kanji=utf8 cite2
$ dvipdfmx cite1

$ cp cite{1,2}.tex
$ vim cite2.tex
(略; 次のdiffコマンドの出力を参照)
$ diff -c cite{1,2}.tex

*** cite1.tex   2013-10-__ __:__:__._________ +0900
--- cite2.tex   2013-10-__ __:__:__._________ +0900
***************
*** 51,56 ****
--- 51,57 ----

  % ===== my personal definitions ==================================
  % ここに、自分のよく使う記号などを定義して下さい。
+ \renewcommand{\KLcite}[1]{\ref{#1})}
  \newcommand{\klpionn}{K_L \to \pi^0 \nu \overline{\nu}}
  \newcommand{\kppipnn}{K^+ \to \pi^+ \nu \overline{\nu}}

$ platex -kanji=utf8 cite2
$ platex -kanji=utf8 cite2
$ dvipdfmx cite2

\KLciteは,forms/kakenhi6.styの中で「\newcommand{\KLcite}[1]{[\ref{#1}]}」と定義されていました.

あーんして2

  「ん? ママ,呼んだ?」
「やっと来てくれたんね.すえの子ちゃんを,お風呂に入れたってや」
  「あいよ.よしよしすえの子よ…と思たが」
「どしたん」
  「何か口に入れてないか?」
「見ちゃって」
  「おら,あーんして」
 「…」
  「あーーーん」
 「あーーー!!」
  「おっ.大きく口を開けてくれるんは,ええけど…アゴ引いてるんで,口の中,見えへんのんな!」
  「パパが低い姿勢になったらええんか…」
  「んで口をふさぐんか.分かりやすい子ぉやな!」

亜脱臼

  「ただいま」
「あ,パパ,ええとこに帰って来た」
  「ああ,乾燥させた米の袋詰めやな」
「今行ったらな,おじいちゃん一人でがんばってると思うゎ」
  「あいよ分かった.さっさと着替えて,納屋へ行くか」
「あとねえ,あとの子ちゃんやねんけど」
  「あむ? 何かあったっけ」
「朝,痛いいたいって,泣いてたやん」
  「そいや泣いてたなあ」
「んで,病院に連れてっちゃったんよ」
  「そっか.どないや」
「診てもろたらねえ…亜脱臼って言うんやて.ヒジをね」
  「あ・だっきゅう!?」
「うん.ちっちゃい子ぉは,なりやすい,とも言うてた」
  「先生でないと,治らんのか?」
「治す方法,教えてもうたで」
  「そっか」
「手をこうやって…キラキラさせんねん」
  「ふむ…きらきら,か」
「そいでそのときに,腕を体のほうに,押し込めたらええねん」
  「へー.あ,んで今,あとの子は?」
「元気になったで」
  「姿を見せへんのやが」
  「ぱぱー!!」
  「あ〜,元気でよろしい」
 「&#$※♂☞?」
  「すえの子やなこの声は.はよ,自己主張できるようになれよ」
「してるやん,すえの子ちゃんも,あとの子ちゃんも,どの子も!」

昨日のアクセス(2)

韓国版・かけ算の順序論争

昨日の朝食前に,krドメインからのまとまったアクセスがありました.アクセス先(当ブログ)は

で,その元は

です(以下「フォーラム」と書きます).*1
ハングル文字の認識もままならないのですが,初っぱなの写真は,図と式で読み取ることができました.2問あって,上の問題は「箱に4本の食べ物が入っています.そのような箱が9つあるとき,食べ物は全部でいくつありますか.求める式を書きなさい」です.総数は「36個*2」,式は「4×9=36以下略」で,赤鉛筆で○印です.
下の問題は,「アリには6つの足があります.5匹いると,足の数は全部でいくつですか.求める式を書きなさい」です.ちょっと気になるのは,2問とも,当ブログで《AB型》あるいは《順》とラベリングしてきた文章題です.ともあれ,アリの問題の答えは「30個」に△,式は「5×6=30以下略」と,かける数とかけられる数を逆順にしていて,こちらにはチェックがついています.空行の後の式とハングルは,「6×5=30が正解」と思われます.
それで数百のコメントがついています.ページの下のほう,「댓글 100개 더 보기」と書かれた大きなボタンを押すと,次の100個のコメントが出てきます.6回ほど,そのボタンを押すと,2013-10-06 06:00:52のコメントで,リンクされていました.2013-10-06 15:07:22では,「8. Order-of-multiplication Dispute」が転載されていました.
この2件,ハングルで書かれたコメントを韓国語翻訳 - エキサイト翻訳に入れてみました.前者は「検索してみると見つかった.日本の事例」*3,後者は「学会でも論争になっているけど,5×6も一理あるんじゃないか」*4といったところ.
論争があるのは確かにそうだけれど,学術的かというと怪しいし,件のエントリは一昨年に書いた内容で,その後も国内外から,古い情報や最新の評価基準・指導例を見てきており,あの英文を額面通りに受け取ってもらうとまずいなあという思いもしました.
賛否いずれにせよ,算数のかけ算の指導については,日本は最先端を行っていると思います.落ち着いたら,指導・出題の事例や,その根底にある乗法構造について,重要な国内外の文献をとりまとめて,日英韓の3か国語でリリースするとしますか.


フォーラムのコメントを見ていると,時折,写真がついています.それによると韓国も 3+3+3+3=12 を 3×4=12 と書くということで,この式の順序は日本と同じです.そして

という記事も知りました.http://www.excite.co.jp/world/korean/web/にURLを入れ,翻訳させてみると,「掛け算の交換法則」のタイトルで,執筆者はベルギー駐在員です.
子どものテストが0点.どんなテストだったのかというと,1問が画像になっていまして,4つずつで5個のカゴに入っているとき,□×□=□に数を入れて式にします.ここで 4×5=20 と書いたらバツ,正解は5個のかごに4つずつと考えて 5×4=20 としないといけないとのこと.ヨーロッパ式の書き方に注意しつつも,自分たちは永住するわけではないのだから,「4つずつで5個のカゴ」と考え,式を書く際には順序を変えるよう,子どもに言っています.
後半は,建物の階数,数値(金額)に書くカンマとピリオド,筆記体,数字の1と7の区別など,かけ算と関係ない内容になっていました.

(最終更新:2013-10-07 朝)

*1:facebookからのアクセスも,いくらかありました.

*2:「개」の発音は「ケ」だと思うのですが,「ヶ」を想像しました.

*3:原文:「허허 아직까지 논쟁이 진행되고 있었다니..//검색해보니 웬 논문이 하나 나오네요.. 일본인이 쓴 거 같은데 바꿔 쓰면 틀린 거라고 얘기하는 듯함...」,訳文:「はっはとまだ論争が進行していたというから..//検索してみるとどういう論文が一つ出てきますね.. 日本人が使ったこと同じだが変えて使えば間違ったものと話すようだ。..」

*4:原文:「학계에서도 의견이 분분한 문제이네요..」,訳文「学界でも意見が入り乱れていた問題ですね..」;原文「여기에서 결론(Conclusion)은'굳이 6x5만 맞다고 고집하고 싶으면 해라, 그러나 5x6도 충분히 맞는 답이다'라고 하고 있네요.」,訳文「ここで結論(Conclusion)は'あえて6x5万合うと固執したければ年と、しかし5x6度十分に合う答だ'といっていますね。」.