いきなりですが問題です.
「山椒は小粒でもぴりりと辛い」のことわざで有名な「山椒(さんしょ)」.
和名(カタカナ書き)だと,どのように書くのでしょうか?
さっそくですが解答です.「サンショウ」です.wikipedia:山椒には「和名サンショウ」とあるほか,いくつかの品種が例示されています.
ところで「山椒は小粒で…」の最初は「さんしょ」でしょうか,「さんしょう」でしょうか?
オンラインの辞典では,どちらもありました.
- 「山椒は小粒でもぴりりと辛い」(さんしょはこつぶでもぴりりとからい)の意味 - 故事・ことわざ・慣用句辞典オンライン
- 山椒は小粒でもぴりりと辛い(さんしょうはこつぶでもぴりりとからい)の意味 - goo国語辞書
続いてですが問題です.
「山椒」は,いつの季語でしょうか?
これについても解答です.山椒 - ウィクショナリー日本語版に,詳しく書かれていました.
- 「山椒」は季語ではない
- 「切山椒」は新年の季語
- 「山椒の芽」「山椒の皮」「山椒の皮剥ぐ」「山椒味噌」「山椒和」は春の季語
- 「山椒の花」「花山椒」「青山椒」は夏の季語
- 「山椒の実」「実山椒」は秋の季語
- 山椒の芽を意味する「木の芽(きのめ)」「きのめ」やそれを使った料理「木の芽和え」「木の芽漬け」「木の芽田楽」は春の季語
「山椒の実」は「さんしょのみ」,それに対し「実山椒」は「みざんしょう」と読めば,ちょうど五音になって,俳句で使いやすいようにも思います.