年末,餃子の王将にて.
「あのさあ,パパ…」
「ん? どした」
「隣,厨房やんかあ」
「そやな」
「ときどき『にゃん』って言ってない!?」
「ほお…あれが『にゃん』に聞こえるんか」
「ちゃうの?」
「『りゃん』やな。二つちゅう意味。餃子の王将では,ぁ店員さん同士のやりとりやねんけど,『コーテー』は餃子,『イーガーコーテー』は餃子1人前,『リャンガーコーテー』は餃子2人前やねん」
「へえ」
「漢字で書いたら『両』な」
ここで「2」を「リャン」と呼ぶ由来は麻雀,と言おうとして,とどまりました.料理がやって来たからです.
本日の記事のために,少し調べると,「两」と書き,「二」と使い分けられています.特定の場合の「2」は,「两」と書いて言う,ということです.
麻雀については,浅見了氏による以下のページが詳しいです.「日・英・中のチャンポン語」には,納得です.
wikipedia:餃子の王将も読み直しました.「数字(日本における麻雀の数え方と同じ)」について,店内で耳にするのは,「イー」「リャン」までで,3以降は日本の数え方を言っているように思います.