わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

冬はつとめて

その1

某年月日,7時前後に1階に行くと,今にいるのは,うえの子とすえの子.
さきの子・あとの子は,2階のふとんですやすやしています.
ママの「あの子ら,起こして」の声を聞き,イスから立ち上がりました.
2階の寝間を勢い良く開けると,2人とも,少し動きます.
「起きやあ」と,やや大声で言ってみると,2人とも,動きはほとんど見られません.
「ほなパパ降りるぞお」と言い,この子らに背を向けると,2人とも,くるんと動き出します.
そして,「だっこぉ」「だっこぉ」.
2人いっぺんに,階段を降りるのは危険なので,1人ずつだっこして降ろします.
1階でママ・じいじ・ばあばと顔を合わせるときの,この子らの目線は,普段よりも高いこともあって,目を輝かせてくれます.

その2

某年月日,朝6時前.
パパは毛布を膝にかけて,PCに向かい,パチパチと…
ママと,あと2人来た.うえの子と,すえの子かな.…
すえの子ではなく,さきの子でした.
そしてパパの毛布の中に入り込みます.
  「何やなんや」
 「だって,あったかいんだも〜ん」
入ってくると,仕事にならないので,毛布を譲ります.
さきの子は,ごろんと転がって,寝始めます.
  「待てまてさきの子よ,起きてきたばっかりやろ!?」
 「だって,あったかいんだも〜ん」

その3

子らは寝間着の上に「かいまき毛布」*1を着て寝ます.体格と絵柄とで,お気に入りのかいまき毛布は,4人それぞれ異なっています.
某年月日,朝6時すぎ…
   「お,おはようさん.今日はママと,すえの子と,あとの,えっとちゃうなあ,お前はさきの子やなあ」
 「(無言)」
   「おはよう,ぶたさんさきの子」
 「…なんでぶたさんよお」
   「だって,おまえのいっちゃん外のんな,ぶたさんの絵があんねん」
 「(かいまき毛布を見てから)ほんまやあ!」
   「ちゅかな,ぶたさんのかいまきはいっつも,あとの子が着てるんよな」
「そう言われればそうやね」
   「何かあったんか?」
「ばあばに着せてもらったからかな」
   「なるほど…」
  「あたしはちょうちょ!!」
そう叫ぶ,すえの子に目を移すと,着ているかいまき毛布の胸元,蝶の絵柄を指さしていました.
   「んー,あー,確かに蝶さんやな」
  「(満面の笑み)」
   「あーはいはい,お前のことも忘れてないよ!!」

冬と関係ないけれど

Q: うえの子(長女)を漢字1文字で表すと?
A: 「人」だと思います.よく考えてから動くタイプなのに加えて,4人の中で一番,喜怒哀楽が激しいです.
Q: さきの子(次女)を漢字1文字で表すと?
A: これまでも書いてきましたが,「猫」です.居心地のいい場所を見つけるのが得意です.カメラ目線も素晴らしいです.
Q: あとの子(三女)を漢字1文字で表すと?
A: 「犬」になります.毎日ではないのですが,仕事から帰宅して,玄関をあがると,足にまとわりついてくることがあります.
Q: すえの子(四女)を漢字1文字で表すと?
A: 最近,ぴったりする文字を見つけました.「侍」です.スカートを履いた可愛らしい姿が,ときどき鎧をまとった武士に見えます.やいのやいのしゃべるほうではありませんが,ときどき刃を向けてきます.