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写経型学習のプラットフォーム,「LbTyping」をリリース

 科研費の助成を得て開発し,授業で学生に使ってもらいながら評価してきたWebアプリケーションについて,科研費事業の2年目の最終日となる3月31日に,ロジックとコンテンツの部分をGitHubにて公開しました.Docker Compose(docker-composeコマンド)があれば,スタンドアロンでも動作します.
 公開にあたり,時間を取って実施したのは「細部の見直し」と「ネーミングの検討」です.評価実験で使用したものは,大学のサーバや,まったく関係ないところのURLが,htmlファイル・jsファイルに記載されており,注意しながら削除しました.また「var」による変数宣言があまりにも多く,「let」または「const」に変更したり,変数を削除したりしました.
 ネーミングについてですが,「写経型学習」を英語で言うと何になるのかは,先行研究の英語題目をもとに「shakyo-style learning」として,学会発表や修士論文で表記させていました.しかしshakyoは分かりにくいなと思いながら,5月の学会発表(単著)の申込みをする段階で,申込みには不要な英語題目を検討したところ,「learning by doing(試行錯誤で学ぶ,体で覚える)」を少し変えた「learning by typing」がよさそうなことに気づきました.
 3月31日の夜,ファイル一式もREADME.mdも手配し,GitHubにて新規リポジトリを作成というときに,考え直しました.リポジトリ名が「learningbytyping」は,長すぎます.頭文字の「lbt」では,短すぎます.「typing」は重要なので,「lbtyping」と綴り「エルビータイピング」と呼ぶのはどうでしょうか…
 字数も読みやすさも,よさそうに思えたのですが,リポジトリ名の入力で「lbtyping」と入れてみると,先頭の「l」が,大文字の「I」や数字の「1」と紛らわしいのでした.もうひとひねりして「LbTyping」としました.リポジトリを作成し,ファイルを追加してコミットとプッシュを行いました.
 春休みの間に細部を手直しして更新し,今年度の卒業研究で,さらなる磨き上げや機能の追加を行ってもらう予定です.