某年月日,研究室の学生からメールが来ました.
研究を進めるのに必要なファイルが,研究室で共有しているOneDriveに入っていないというのです.
そのファイルは,ミーティング時に,作っておくねと言って自分が作ったのでした.
メールを受け取ったのは自宅です.ファイルを作ってOneDriveに入れたのは,職場のPCです.あいにく,リモートアクセスができません.
出勤して,PCのスリープを解除し,エクスプローラーでフォルダを確認すると,ファイルが保存されています.
しかし,変です.「状態」の列のアイコンを見ると,ミーティング直後に作ったファイルは,他と異なっており,雲のアイコンではありません.しばらくたっても,変化が見られません.どうやら,クラウドサーバに「上げる」ことができていません.
検索して,情報を見つけました.
それでは,PCの下段で,「タスクバーまたはメニューバーの白または青のOneDriveクラウドアイコン」を探すと…ありません.
PCの再起動でもいいかもしれないけど,OneDriveのアプリの再起動を試みました.タスク バーを右クリックしてタスク マネージャーを起動し,タイトルバーのところで「onedrive」を打ち込むと,「Microsoft OneDrive」のプロセスのみが表示されます.「Microsoft OneDrive」を右クリックして「ファイルの場所を選ぶ」により,新たにエクスプローラーのウィンドウが開いて,OneDrive.exeを選択した状態になります.
タスク マネージャーに戻り,「Microsoft OneDrive」を右クリックして「タスクの終了」を選び,(OneDriveのプロセスの)表示がなくなったところで,先ほどのOneDrive.exeをダブルクリックしました.
タスクバーに,青色の雲のアイコンが作られました.クリックすると,下からポップアップ表示が出て,ファイルのダウンロードやアップロードの情報を見ることができました.学生と共有したかったファイルも,「アップロード」と表示され,めでたしめでたしです.