この1週間,自分の使っているLinux PCで起こったトラブルと,その対応を記録しておきます.
GentooのApacheに何を送ってもSegmentation fault
火曜日の朝,Subversionサーバにアクセスして,更新しようとすると…PROPFINDができないというエラーになりました.
SubversionはApache経由です.さて,Apacheが悪いのか,davやdav_fsの設定がおかしいのか,libsvn関係が問題があるのか.…
Webページへのアクセスもできないことに,気づきました.そしてサーバにログインし,rootになって/var/log/apache2/error_logを見ると,「child pid プロセス番号 exit signal Segmentation fault (11)」ばかりでした.
この問題は,Gentoo Forums :: View topic - [Solved]Subversion causes core in Apacheで議論されていました.subversionとneonをダウングレードすれば,解決するとのこと.
KifranKoberさんのアドバイスに従って,/etc/portage/package.maskに
=dev-util/subversion-1.3.2-r4 =net-misc/neon-0.26.3
と書いてから,emerge syncとemerge updateをすると…neon-0.26.1をインストールしまして,これでapache2を再起動しても,うまくいきませんでした.
/etc/portage/package.maskには
=dev-util/subversion-1.3.2-r4 >net-misc/neon-0.26
を書いて,それからWildCoderさんの(2番目の)メッセージに従って,コマンドを実行していきました.
emerge --unmerge neon ebuild /usr/portage/net-misc/neon/neon-0.25.3.ebuild digest emerge --oneshot neon emerge --unmerge subversion emerge --oneshot --nodep dev-util/subversion
上のうち,2番目のコマンドをしないと,謎のエラーan unreasonable errorが出ます(このエラーも,WildCoderさんの1番目のメッセージの中で指摘されていました).2箇所の「--oneshot」は初めて使うのですが,man emergeをすると
--oneshot (-1)
Emerge as normal, but do not add the packages to the world file for later updating.
とのことです.
ともあれこれでapache2を再起動して*1,あらゆるWebアクセスがうまくいくようになりました.
Fedora 7でログイン後,背景のみで何も操作できない
ノートPCにFedora 7を入れて,いろんな用途に使えるよう,手入れをしています.ですが,
- ログインはできる.
- その後,背景のみで,何も操作できない(マウスカーソルのみ動かせる).
- Ctrl-Alt-BSでログイン画面に戻ることはできる.Ctrl-Alt-F2などでテキストログイン画面に移ることもできる.
- rootで(GUIから)ログインしたら,通常のGNOMEの画面が出る.
といった状態になりました.
~/.gnome*を,~/tmpあたりに移動してもダメ.
またGoogleに頼りましょう.…
そういえば,サウンド設定で「ソフトウェアによるサウンド・ミキシング(ESD)を有効にする」にチェックをしていました.この操作は要注意なのですね.
といっても,無効にしたくないので…英語のディスカッションを読みました.対処法は,ryptydeさんのQuoteの末尾にある通り,『/etc/esd.confの「default_options=」の直後に「-nobeeps -unix -as 2」を書く』だけでした.
ついでに,yum updateでアップデートをしておきます.esoundも更新対象でした.
念のため再起動して,自分の名前でログインすると…快適だったころの画面に戻りました.