自宅のサーバで,シェルからapt-get upgradeを実行して…
rsyslog (5.8.11-2ubuntu2.1) を設定しています ... Skipping profile in /etc/apparmor.d/disable: usr.sbin.rsyslogd
と出たあと,表示が進まなくなりました.
他のシェルでrootになり,ps auxww | grep rsyslogから関係するプロセスを見つけ,終了させました.その後いろいろ試し,Webで情報収集を試みたものの,解決の見込みが立ちませんでした.
rsyslogの代わりにsyslog-ngをインストールしてみると,rsyslogだけでなく,ubuntu-minimalというのもアンインストールされ,それで再起動すると,画面が出なくなりました.sshでログインできたので,重要なファイルをバックアップしておきました.
そこで,Ubuntuを再インストールすることにしました.
まずはブートメディアの準備です.もはやCDやDVDは使わず,USBメモリにします.常時使用のWindows PCで抜き差しを繰り返していると,4GBで一つ,中身が空のものがありました.これを使いましょう.
ISOイメージも必要です.本家からだと,ダウンロードに時間がかかりすぎます.しかし
はi386で,好みではありません.64bitにしたいなあと思いながら,さまよった結果,
を見つけ,「64-bit PC (AMD64) desktop image」をクリックしてダウンロードしました.
合わせてUNetbootin - Homepage and DownloadsのWindows版を取得し,USBメモリにこのISOファイルを入れてブートできるようにしました.
インストール作業は,指示に任せました.ユーザ名・ホスト名・パスワードは,これまでと同じに.
インストール終了後の初期画面では,まず右上のネットワークのアイコンをクリックして,ネットワーク設定です.IPアドレスやゲートウェイなどを,以前のと同じにしました.
しばらくすると,ポップアップが出て,かなりの数のパッケージを更新せよと言ってきます.そこは素直に従っておくと,カーネルもアップグレードされまして,再起動を促します.そこは「いいえ」を選び,シェルを起動してsudo -iでrootになり,apt-get install openssh-serverを実行してSSHサーバを入れておきました.それから再起動で,その後の作業はWindowsマシンから,sshで入って行います.
いえ,その状態でsshでリモートログインを試みると,「鍵が変わったよ」のメッセージが出てきます.ローカルの鍵の所在も表示されるので,その行番号を覚えておき,「vim ~/.ssh/known_hosts」そしてEnter,行番号,「G」,「dd」,「ZZ」とタイプして該当行を削除.再度sshでリモートログインすると,2回,yes/noの問い合わせがありますがともにyesで,無事に入ることができました.
sudo -iで(自分のパスワードも打ち込んで)rootになり,パッケージを入れていきます.記録をとっていたのは:
apt-get install vim zsh screen lv apt-get install libssl-dev libreadline-dev zlib1g-dev apt-get install ruby ruby-dev apt-get install subversion subversion-tools apt-get install emacs24 apt-get install apel apt-get install emacs-mozc emacs-mozc-bin ibus-mozc apt-get install migemo
上のコマンドで入るrubyのバージョンは,1.9.3p194です.別途,2.*系をビルドしました.
ホームディレクトリの直下にできる「デスクトップ」といった日本語ディレクトリは,「Desktop」と英語にしておきました.コマンドはLANG=C xdg-user-dirs-gtk-updateです.