わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

新年度の決意

4月になりました.個人的には前年度の後始末も,今期の授業の準備も,ろくにできていない状況です.今週1週間を,有効に使うようにします.
ブログのほうは,特別に何かをしようとも思っていません.ただ,先月末のさくらんぼ計算のように,物事に対するpros and consを取りまとめていくこと,そしてちょっとしたコードを書いたりコマンドを実行したりすることを,これからも行っていく予定です.
プログラミングによって,個別の問題を一群の「問題」として*1,その特徴や難しさなどを見ていくことが可能となります.convertコマンドのワンライナーを通じて,対象を視覚化することができます.コードまたはコマンドとして公開することで,変更があっても対応しやすいという効果もあります.
大学はというと,3人担当の演習から多忙な先生が外れまして,2人担当となります.他の演習科目に,自分の名前が入ることにもなりました.
ほかに大きいのは,2年に一度の基礎教養セミナー(1年ゼミ)です.前回担当時には

  「いくつか小さな質問をさせてくだだい」
「はい」
  「チアリーディングは,ダンスに含まれますか?」
「えっと…はい,含まれます」
  「では,盆踊りは,ダンスに含まれますか?」
「はい」
  「それでは…ダンスダンスレボリューションはダンスに含まれますか?」
「それは…あれはテレビゲームだと思います」

DanceDanceRevolution近況

というやりとりがありました.今回も,学生の成果を見せてもらい,コミュニケーションをとりながら,大学生活を楽しく過ごせるためのサポートをするとしましょう.

*1:「35は素数ですか」「35を素因数分解しなさい」が個別の問題(problem instance),「nは素数ですか」「nを素因数分解しなさい」が問題(problem)です.個別問題はそこに出現する値が大きくなっても,どこかにその答えが書かれているなら,それを書き写せばおしまいです.なので計算論では,個別問題ではなくその無限集合となる「問題」を扱う,と学生時代に教わったのでした.