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安いトナーを発注したら,純正品に変わった

1か月ほど前の話になります.当ブログでよく書く「学生室」では,3つの研究室の学生が,研究そのほかに精を出しています.
各研究室の名前は,教員名を前に置きます.実名はよろしくないので以後「シアン先生」「イエロー先生」「マゼンタ」と呼ぶことにします.マゼンタだけ呼び捨てなのは,これは私のことだからです.見慣れないカタカナ書きだなと思った方は,Wikipedia:CMYKをご覧ください.
あるときに,イエロー先生から,メールが来ました.年度末で予算の締めをしないといけないところですが,残額があるなら,研究室の学生用プリンタのトナーを買っておきませんか,と.
このプリンタはネットワークに対応していて,私もよく使っていました.とくに,週1回の学生室での授業準備ミーティングでは,資料印刷を,そのプリンタで行うよう,指示してから,部屋に足を運んでいました.年明けからは,トナーが少なくなっていますというメッセージが出ていました.
そんなこともあり,トナー購入には賛成と返信しました.メールを重ね,プリンタの機種はこれで,それにあうトナーは,純正品だとこれら,安くするなら,ここのメーカーのこんなの,と情報交換し,黒とシアンのトナーをシアン先生が,イエローのトナーをイエロー先生が,マゼンタのトナーをマゼンタが,それぞれ発注することで同意しました.
安いトナーのメーカーと型番と参考価格を,学内運用の予算執行サービスに登録して,翌日,他の申請をしたついでに,発注履歴を見てみると,トナーの型番が様変わりしていたのに気づきました.メーカー名は,プリンタの販売会社と同じです.要するに,純正品になっていました.金額も上がっています.とりあえずシアン先生とイエロー先生に報告しました.
その次の日,学内の予算を扱う事務の方から,電話がありました.学生室内のプリンターと,発注されたトナーとが合わないけれど,本当に購入していいのか,という問い合わせです.プリンタそしてトナーの販売会社から連絡があったとのことで,それなら電話をくれれば対応しますよと答えたところ,5分後にその販売会社の方から電話があり,プリンタに名刺大のカードが貼り付けられていて,そこに機械番号が書かれているので教えてほしいと言われました.
学生室に行き,プリンタ,そしてカードを見て,愕然としました.機種を勘違いしていたのです.
純正品だと,ここまで対応してくれるのか…
呆然としているわけにいきません.自分の部屋に戻って,カードに記載の機械番号とともに,間違っていたことを伝え,それに合ったトナーに切り替えてもらうことになりました.
事務の方や,シアン先生・イエロー先生にも,手間をかけました.
卒業論文の提出より前に,CMYK各色のトナーが届きましたが,誰が交換したかは,よくわかっていません.


去年の学生室は:3本の蛍光灯

(最終更新:2015-03-17 朝.記事タイトルを,当初の「トナーを発注」から変更しました)