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Windows 10にアップグレードして遭遇した,異様な早さと重さを解消

自宅の常用デスクトップPCを,Window 8.1から10にアップグレードしました.
ログオンして,これまでのソフトウェアは,MFCLOCKやClock Launcherなども,エラーが出ずに使用できましたが,数分ほどで,気になることが2つ,浮かんできました.
一つは異様な早さです.マウスカーソルを各ウィンドウに持って行く(マウスオーバー)だけで,クリックしなくても,瞬時にそのウィンドウがアクティブになるのでした.Alt+Tabによるウィンドウ選択を余儀なくされました.
この件の対応は,レジストリ修正です.Windows+Rでregedit[Enter]により,レジストリエディタを起動して,HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktopへ移動してから,右クリック > 新規 > DWORD(32ビット)値 の順に選択して,ActiveWndTrkTimeoutというキーを作り,値を10進数で500に変更しました.
再起動してみると,マウスオーバーで瞬時にはウィンドウが切り替わらず,0.5秒(500ミリ秒)たってからアクティブになってくれました.
次のトラブルは,ブラウザFirefoxの動作の異様な重さです.起動時(Firefoxのウィンドウが出る前)からCPU負荷が数十%になり,1つでもページを開くと,さらに上がります.
いっくつかのアドオンを無効化したり,Shockwave PlayerやFlash Playerのプラグインをインストールし直したりしても,抜本的な改善になっていません.
日本語入力も重くなることに気づき,Firefoxと別の要因かなと探ってみると,当たりでした.原因はRAMディスクです.これまでZドライブにRAMディスクを設定していましたが,それを行うソフトウェア(Buffalo RAMDISK ユーティリティ)が,Windows 10に対応していないらしいのです.
Buffalo RAMDISK ユーティリティをアンインストールし,再起動してから,窓の杜よりQILING Disk Masterのフリー版をダウンロードして使い始めました.RAMディスクの作成は,Tools and utilitiesタブ内のCreate ramdiskで行います.割り当てドライブ名は,なぜかZにできなかったので,Yにしました.
念のため再起動後,Firefoxを起動して,about:configの設定エディタで,browser.cache.disk.parent_directoryという設定名がないのを確認してから,右クリック > 新規作成 > 文字列 として,この設定名を作成し,値はY:\TEMPにしました.
これで,Firefoxや日本語入力の使い勝手が,Windows 8.1のころと同程度になりました.


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