わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

和歌山大学への受験を考えているみなさんへ.

情報通信システム学科では,単なるコンピュータの使い方を超えて,人にとって役立つ情報通信システムとは何かを,それぞれの教員の専門知識や経験に基づき,学生の能力や意欲に応じ,そして社会の要請を見極めながら探求し,実際に「動くものsomething practical」を創り,社会に,学会に提示しています.
私は学生に対して,知識や技術にとどまらず,その知識や技術がどこで使われるかをガイドし,授業や研究室の中で実際に適用していきます.授業の中ではあえて失敗例を示すこともあります.研究では,アイデアがうまく研究対象に利用できずに苦労することもあります.うまくいかない状態から,うまくいくまでどうするか,その「苦悩」*1を見せることが,大学生活を経て社会人となるみなさんに最も役立つことだと考えています.
具体的にどんな「動くもの」を創ってきて,どんな「苦悩」を抱えているか…これからこの日記では,在学生向けだけでなく受験生のみなさんに向けても,綴っていくことにしていきます.
(2007年1月23日修正)タイトルを一部変更しました.
(2007年1月27日修正)タイトルを再度変更しました.

*1:従来の言い方では「ノウハウ」ですが,ノウハウだと「こうすれば必ずうまくいく」というニュアンスがあります.「苦悩」としたのは,必ずしもうまくいくことが保証できないからです.それでも行動すべきか,別のよりよい方法を追求すべきか,考えることも,「苦悩」に含まれます.