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学生時代からのベンチャー立ち上げの想いと実践

ちょうど半月前のことですが,6月4日に学内にて,学科1年生向けの講演がありました.
演者は,株式会社 フィット 代表取締役の藤原広光先生です.
教員の参加は,3人.学科長,紹介者の教員(藤原先生の大学院時代の指導教官とのこと),そして私でした.私が聴講したのは,基礎教養セミナーで担当している1年生に今後,プレゼンテーションをしてもらおうと思っていまして,そのネタ集めをしたかったのでした.
以下,「こぼれ話」と「質疑」のメモです.

こぼれ話

  • ベンチャーは,営業,経営,なんでもしなければならない.プログラミング経験は豊富だが,それだけでは仕事を取れない.
  • 現在,大学のときの友達とベンチャーをしている.みなさんも,大学での友達を大事にしよう.
  • ビジネスでは,他人は信用できない.信頼できる人と手を組むこと.
  • 「思う」だけでなく,どうすれば「実現」できるか,真剣に考えた.
  • 酒の席でover drinks友達に,「今サラリーマンになったらあかんような気がする」と言ったら,「お前,甘い」などと説教された.
  • 40代半ばになって脱サラするとなると,嫁さん・子供を路頭に迷わせることはできない.起業へのためらいが出るだろう.今(25歳)なら身一人だから,チャレンジできる!
  • ロボット作りを夢見てきて,大学院でロボットの研究ができたが,ビジネスの世界では,本当に自分のしたいことができるとは限らない.
  • XMLエンジニア」の名刺よりも,「専務」のほうが,仕事を取れやすくなった.肩書きは大事.
  • 自分で営業,自分で仕事,それがお金になる.これほど楽しいものはない.それがビジネス.
  • PDCAを就職活動に当てはめると,1社失敗しても,すぐに次の社へ行ってはいけない.検証と改善をしよう.

質疑

  • プログラミングはいつから学んだ? …大学でCを学んだが,身につかなかった.一から自分で書かなかったため.卒研で書かざるを得なくなり,FORTRANを学んだ.大学院ではプロジェクトの中で自分で学び書いた.現在の会社に入ってからは,いろいろな言語を身につけた.一つをマスターすれば,他も理解しやすい.
  • なぜ出版? …父の前職が,編集出版のソフトウェア販売だった.販売ではなく,Webサービスに目をつけた.