全文検索エンジンに長らくHyper Estraierを使用してきましたが,今月に入って,Sennaを使い始めました.
DBMSが必要ということで,MySQLに基づくTritonnも合わせてインストールしました.
MeCabはemerge mecabのコマンドで.SennaとTritonnはソースから,configureオプションはTritonnのビルド方法をそのまま使いました.
インストールは成功し,とりあえず使えるようになりましたが,管理上でいくつか不便が出てきたので,対処しました.
ライブラリパス
MySQL/Rubyをインストールする前に,ライブラリパスを更新するためto update the library path,rootで,次のコマンドを実行しました.
echo /usr/local/mysql/lib/mysql >> /etc/ld.so.conf ldconfig
なのですが,その後パッケージをインストールしたら,その都度設定が消えてしまいます.
/etc/ld.so.confのファイルを見ると,先頭に,こんな記述がありました.
# ld.so.conf autogenerated by env-update; make all changes to # contents of /etc/env.d directory
env-updateは直接実行していませんが,心当たりはあります.emergeやdispatch-confです.内部的に実行されているのでしょう.
ディレクトリ /etc/env.d のファイルを見ると…ライブラリパスだけでなくいろいろと指示できるようです.
ということで,次のようにしました.
echo 'LDPATH="/usr/local/mysql/lib/mysql"' > /etc/env.d/99tritonn env-update
これでとりあえずよさそうです.
起動スクリプト
rootで.
cp (tritonnのソースのディレクトリ)/support-files/mysql.server /etc/init.d/tritonn chmod +x /etc/init.d/tritonn rc-update add tritonn default
既存のmysqlとの住み分け
今朝作業をしたものの,失敗しました.また別の機会に報告したいと思います.