月曜日は,3人を寝かせて夫婦でパームシティへ行き,ランチをとり,買い物をしました.
食べ物を待つ間に…
「ここの中,募金箱,なかったなあ…」
「せやなあ」
「前はお金,持ってなかってんけど」
「土曜はなしで,今はあるんかいな」
「せやねん.あなた,ネットで寄付したんでしょ」
「そうやが.(略)円」
「え〜,もっとしなさいよお」
「いやそんなん自分のココロザシとしてするもんであってやなあ」
「んもお」
「それにしても,もしここの建物の中に募金箱があって,東北関東大震災に役立てられますって書かれてても,ほんまにそないに使ってもらえるんかね」
「あなたのは?」
「あ〜,うちのはえっと,日本赤十字社に送られることになってたんやったかな」
「それやったらええやん」
「んでお前は,安易に投入したら,どっかでストップされて,震災の被害に遭ったところで使われへん可能性もあるかもね」
「そんなわけにはいかんで!」
「いかんで,言うても,どうなるかは受け取った方が決めるんや」
「せやねえ…」
「そういえば,ユニセフへの寄付金がどうたらって,Webで話題になってたなあ」
「そうなん」
「うろ覚えなんで説明は省くが,まあ,寄付を募ってそれをどう送るかってのは,簡単ではないね」
「大変なんやね」
「思うんやけど,よおまあ赤十字に送られますとか言うて募金箱を設けてるのも,なんぼか意図があるんちゃうかなって」
「どんなん?」
「まず,赤十字という名前を出すことの安心感やね.出す側も,抵抗感が減る,と」
「それで赤十字に送らなかったら?」
「詐欺になるんかなあ」
「それは困るね」
「まあなあ.あともう一つの意図は,そうやって受け取ったお金を,そっくりそのまま赤十字に送ることにすれば,寄付を募った企業なり団体なりが,収支の決算がしやすいんかなと」
「決算て…会計報告がいるの?」
「いるんちゃうかなあ」
「ふーん」
「それはそれとして,お前やが…」
「やっぱり赤十字よね」
「なんなら,(和歌山の)日赤に直接行くか,今から?」
「いやそれほどではないんやけど…あっ!!」
「何や」
「あなたええこと言うた! 今週あたしさあ,検診で日赤に行くやん」
「行くんや」
「そのときに,寄付したらええねんや」
「あ,それは名案やなあ」