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科研費だ!

平成26年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)(基盤研究(C)、挑戦的萌芽研究、若手研究(B))の交付内定について

このたび、科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)(基盤研究(C)、挑戦的萌芽研究、若手研究(B)の新規の研究課題)(※審査区分「特設分野研究」を除く。)の交付の内定をしました。
交付の内定を受けた方は、交付申請書等の必要書類を作成し、所属する研究機関を通じて独立行政法人日本学術振興会理事長あてに提出していただく必要があります。
(略)

日本学術振興会からのお知らせ | 科学研究費助成事業|日本学術振興会

昨日の午後,学内より,交付内定の通知がありました/どこそこを見てください/記載されていない研究課題は不採択です,というメールが来ました.おそるおそる見ていくと,ああ,あの人が,という中に,自分の名前もありました.
当ブログをつけはじめてから,毎年,研究代表者として申請しては*1落ちていました.やっと,胸を張って,費用を伴って自分の責任で実施する研究,「科研」ではなく「科研費」と呼べるときが来ました*2
夕方にもう一本,学内よりメールが届きました.上にある「交付申請書等の必要書類を作成し、所属する研究機関を通じて」の件です.ちょっとした作業とはいえ,提出期限もありますので,昨秋に書いた調書を見直しながら,作業に取りかかるとします.
採択を受けた種目や研究課題名,そしてどんな申請を書いたかについては,今のところ非公開とさせてください.ただ,これまでの申請前レビュー(学内中間チェック)や,不採択後に開示される審査結果から,独創性や効果については高い評価を得ておらず,研究計画・方法の妥当性は可もなく不可もなく,そして研究遂行能力はそれらよりも良い評点となっていた*3ので,強いところを維持し,弱いところを少しでも埋めることを心がけたのが,成功の要因だったと思っています.
さて,当ブログではこれからも,毎日1件以上を維持しながら,そのときどきで書きたいと思ったものを記事にしていきます.大学・研究・学会などについて,書けるのは,公表後とならざるを得ません.学術の話でも日常のことでも,だいぶ前の出来事を思い出しながら書くなど,時系列が合わないこともありますが,ご容赦いただきたく思います.
今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます.

(最終更新:2014-04-05 朝)

*1:分担者としては何度か,採択のお裾分けをいただいていました.

*2:科研と科研費

*3:研究遂行能力は主に研究業績で見られていると理解しています.研究業績の欄を書く際,指定された期間内で,査読付の学術論文と国際会議は,研究課題に関係なくすべて,そして課題と関係のある査読無の学会発表をすべて書き出し,同じ年の文献については査読付を先に挙げるようにしていました.