宿泊の予約は8月に行い,すぐ学生にも伝えました.
先週,チェックイン・チェックアウトの時刻や,ゼミ合宿のスケジュールを取りまとめる中で,「合宿をする目的は何だろうか?」と自問しました.
これまで,研究室旅行に参加してきました.現地集合・現地解散で飲み食い騒ぎました.その牽引役は,2年前に退職した名誉教授であり,企画はある先生が行っていて,自分は1人の参加者でした*1.しかし,今回はそうもいきません.
もう一つ,思い出すものがあります.高校の柔道部で,年初に実施していた寒稽古です.最終日は紅白試合のあと,ぜんざいをもらい,顧問の先生が,「同じ釜の飯を食う」というフレーズとともに,連帯感を強くすることの大切さを,おっしゃっていたものです.
旅行ではないこと,そして滅多とない行事であることを明確にするため,学生向けの文書にも,合宿の目的を挙げておくことにしましょう.
と決めたのはいいのですが,表現が思い浮かびません.言葉探し,事例探しは,やっぱりWebで…いいのがありました.
「ぜんいん社長」ですか,社内の文化ですか.ふむふむ…
あれこれ思案した末,以下のとおり文章化して,学生に送るメールのはじめに置きました.
■ 実施目的・内容
- 研究室から離れたところで,研究報告,情報交換,共同作業(プログラミング)を行い,研究室メンバーの認識(知識・技能,問題意識)を共有する.
- 飲食や会話,景観を楽しむとともに,「和歌山」を満喫する.
*1:妻を連れて行って教授(当時)の奥様と談笑していたり,うえの子が宴会場で大泣きしたりしたことも,ありましたが.