わさっきhb

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zshのグローバルエイリアスは便利,だけれど

昨日この記事に,はてブがつきました.コメントには「“alias -g P='| nkf -sLw | putclip'”」とあります.記事内に書いたコマンドのコピーであり,putclipを使っているのでCygwin用のグローバルエイリアスなのが,記事を読み直す前に想像できます.
昨日,ひとつ失敗をしたのを思い出しました.研究室内の,あるLinuxサーバをめぐる出来事です.
散在していたファイルやディレクトリを1箇所に集め,学生も自分もアクセスできるようにしました.そのディレクトリ名をできるだけ短くしようと,ホームの直下に「S」という名前で作りました.コマンドはmkdir ~/Sです.
ファイル操作をあれこれしてから,このディレクトリにいま,どんなファイルがあるかなと,cdしてからls Sというコマンドを実行すると,期待しない内容が出力されました.ドットファイルが多数あります.
原因はグローバルエイリアスでした.「alias -g S='| sort'」を,.zshrcに書いてあったので,ls Sは,ls | sortに展開されたのでした.
少し迷って,mv 'S' sとコマンドを実行し*1ディレクトリ名をsに変更しました.

*1:もし,mv S sと実行したら,mv | sort sになってしまいます.