わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

グー,チョキ,3本指

   「(席について皿の食事を見てから)さて…では…晩ごはんを…」
「パパ,大丈夫?」
   「ああいや,夏バテっぽいなあ,我ながら」
「食欲ないの?」
   「たぶん,食べる分には,いけると思うんやが…」
「…」
   「何日か前から,階段を昇るときに,膝に痛みが走んねんな」
「それって,運動不足?」
   「う〜んどうやろ.ん? なんか右手首にも違和感あるなあ」
「ずっと座ってばっかりやったら,あかんねんで」
   「まあなあ.手首をぐるんと回して,グー」
   「もっかい回して,チョキ」
   「(子らもおるから,ここでボケてみるか)もっかい回して,パー(と言いながら3本指にしてみる)」
   「あ,そういえば手ぇ洗ろてなかったな.いっとこ」


   「手ぇも足も違和感なくなったし,晩ごはん,しっかりよばれよか…と思ったところに,さきの子とあとの子が,大はしゃぎやねんけど」
 「ぐ〜,ちょき,ぱ〜〜,やで」
  「ぐ〜,ちょき,ぱ〜〜! パパおもしろいなああ!?」
   「何やなんや」
 「パパのぱ〜って,こんなんやろ(3本指を見せる)」
  「ぐ〜,ちょき,ぱ〜〜!(3本指にする)」
   「こっちのしょうもないボケに,食いついたんか…」
  「パパあれやって,『おこのみやきソースぅ』(握りこぶしを前に出す*1)」
 「おこのみやきソースぅ!!」
   「やってって言いながら,先に自分らやっとるがな」
「落ち着かせてよぉ,この子ら」
   「ん〜,こっちが静かにしてたら,そのうち収まるかな」
  「パパもんだいやで.ちゅうしゃじょうがあります!!」
 「くるまがでました! なんばんとなんばんでしょうか!?」
  「こたえは,きゅうと,にぃです.なんでかというとぉ」
 「くるまはきゅうにぃとまれない!!」
  「くるまはきゅうにぃとまれない!!」
   「古いネタを持ってくるしもお」