わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

土曜は開催者,日曜は聴講者

1月21日は立命館大阪梅田キャンパスにて第6回知識・芸術・文化情報学研究会*1を開催しました.私は世話役の一人として,発表と参加のアナウンスを行い,会場運営がスムーズに行えるよう準備に携わりました.
開催の挨拶では,会場スタッフへの感謝の言葉と,ここ1年の状況を述べたのち,発表者する方々に向けては,この発表が研究のゴールということはなく,むしろゴールは査読付きの学術論文や学位のための論文(D論修論)と見据えて,その中間ステップとして,本日の発表と質疑を活用することをお願いしました.また聞き手となる方々には,ディスカッションに加わるのみならず,開催後にも,2017年1月の研究会で誰がどんな報告をしていたといったことを,ご自身の関わるところで伝えていってほしいと,提案しました.
それと,最後2件の座長も務めました.はじめの方のスライドに,本日お越しの先生の名前があるなあとぼんやり思いながら発表を聴き終え,発表者に背を向け,ご質問がございましたらと言ってみると,さっそくその先生が挙手をされました.
翌22日は東京です.山手線・田町駅を降りてすぐ,キャンパスイノベーションセンターの2階で,情報知識学フォーラムが催されました.
Adaptive Cruise Control*2やIoTに関する招待講演,オープンデータやクローズドデータの成果発表を聴きました.トピックや,それぞれが手がけたこともさることながら,各発表者が工夫して内容を用意してきたことを,いろいろなシーンで感じ取ることができました.米国ではどんな契約が交わされているかを知るために,企業1つを買収するという話には,室内がどよめきました.
夕方5時,閉会の挨拶によりお開きとなりました.
振り返ると,土日とも発表者に質問をすることなく,プレゼンテーションやディスカッションから2歩も3歩も離れて,見守っていました.
「しゃべろうと思えばできるはずだけれど,あえてしない」という状況は,自分の場合,ときどきあります.挨拶はしますし,土曜日は懇親会で,今回初めて出席された(そして懇親会には来られなかった)方の話などで,盛り上がりました.
さて自分がしゃべる番が近づいています.来週の土曜日に,第113回 人文科学とコンピュータ研究会の企画セッションで,15分程度発表し,その後,パネルディスカッションのパネラーになります.
授業や卒論指導など,学内のことをこなしながら,発表準備と質問対策を進めていきます.

*1:http://www.jsik.jp/?kansai20170121

*2:「クルマの自動操縦」と書いたら,分かりやすいでしょうか.wikipedia:クルーズコントロールというのが,作られています.