昨日付の話の続きです.
「Webアプリケーション構築演習」でJavaプログラミングをしていくにあたり,当初はLinux環境を想定していました.
ただ,前のセメスターの「オブジェクト指向プログラミング演習」を担当されている先生から話を伺ったところ,そちらの授業ではWindows環境でEclipseを使っていた*1とのことで,それもいいかなと思うようになりました.
事前に演習室(PCルーム)で1人,動作確認をしてから,授業初回に臨みました.
初回の内容は別記事にするとして,Windowsと(インストール済みの)Eclipseがある状況で,どのようにしてJavaアプリケーションを作ればいいかを,手順化しました.
- 左下メニューでEclipseを見つけて起動
- 「ワークスペースの選択」では変更せずOKを押す
- 「Eclipseへようこそ」は,「ようこそ」タブ右の「×」を押して閉じる
- メニューで ファイル > 新規 > Javaプロジェクト
- 左サイドに出現するプロジェクト名(20170412)を右クリックし,新規 > クラス
- パッケージの右に「app」,名前の右に「Program」を記述する
- 「完了」ボタンを押す
- 「package app;」「public class Program {」「}」が書かれた領域に,プログラムを書いて完成させ,保存する(メニュー直下,左から2番目のアイコン)
- エラーが出なければ,実行(メニュー直下,左から7番目のアイコン)
- ファイルは「ドキュメント\workspace\20170412\src\app\Program.java」に保存される
最初のプログラムは,こちらで用意したものをコピーしてもらうことにしました.System.out.printfメソッドの使い方にある,OutputTestを含むサンプルコードが興味深く,改変して使用しました.居室のシェルでは問題なく,コンパイルと実行ができましたが,Windows + Eclipseの演習室環境では,printfを書いた行の左端に,赤いバツ印がつきました.
演習室内で検索してみると,Javaの道>掲示板(printfについて)を見つけました.「eclipseのプロジェクトウイザードのJDK準拠が”1.4”のままでした」が気になり,手元の環境で設定変更を試みました.
- Eclipseメニューで ウィンドウ > 設定
これで赤いバツ印がなくなり,実行できるようになりました.
ところで,文字コードはどうなっているでしょうか.もしシフトJISなら,UTF-8に替えておきたいところです.
- Eclipseメニューで ウィンドウ > 設定
日本語などを書いている場合に,上記の手順をとると,ソースコードが文字化けしました.文字コードの変更は,最初にすべきと知りました.
演習室ではLinuxでブートできます.LinuxでもEclipseが使用可能でして,文字コードはUTF-8でした.当初想定の開発環境はLinux + gedit + シェルですが,geditもデフォルトの文字コードUTF-8です.EmacsはEUC-JPっぽいです*2.